ぜひ大一楼さんの揚げワンタンを取材させていただきたくて伺った
んですけれども。
>>結構でございます。
>>ありがとうございます。
お邪魔いたします。
ありがとうございます、皆さんす
みません。
やりました。
>>こちらが揚げワンタンになり
ます。
>>えー!
>>すごい。
えー、これが揚げワンタン。薄いんですね。
>>揚げワンタンと聞いて、
おなじみの姿を想像していたウドちゃんでしたが。
>>びっくりしました。
大一楼さんの揚げワンタンは、薄いですよね。
>>うわ、普通とは似ても似つか
ない、
ワンタンの皮を丸のまま揚げた料
理。さらに熱々の甘酢だれをたっ
ぷりかけて食べるそう。
>>うん。
こんなにもてることがあるんでし
ょうか。
揚げワンタンは食べたことは人生
ではありましたけど、こんな薄い
揚げワンタンは初めて。
ぱりぱりさくさく、おいしくて。
ここくるっと巻いてるのは?
>>お肉です。
>>ここに入ってるんですか?
>>同じお肉が入ってるんです。
>>この揚げワンタンの生い立ち
は、今から60年ほど前、先代が
おつまみとして考案。
ぱりっぱりの薄皮を主役にするため、豚肉はほんの少しだけ入れる
のがこだわり。
さっぱり食べられるようにと、
酢豚に使うフルーティーな甘酢だ
れをかけたそう。
>>これ、ワンタンの形、この薄
さ、食感、うまさ、全部びっくり
しましたね。
どうですか?琴千代さん。
>>おいしいです。
>>かわいいです。
>>芸妓さんたちと別れたウドち
ゃんは、鎖国メシの聞き込みのた
め、日帰り温泉へ。
>>どうもすみません。
申し訳ありません、
急にお邪魔して、ありがとうございます。
>>びっくりしました。
>>奈良時代の1200年前に湧きだした温泉を引いた建てられた
日航亭大湯。
あの徳川家康が入浴したとされる
ことから、出世温泉とも呼ばれる
名湯なんです。
江戸時代には、
このお湯を将軍に献上するため、
特注のきりのたるに入れ、
熱海から1日がかりで運んでいたそうです。
>>失礼します。
あっ、あっ、あー!
あああ、
天野君。近寄ってもいいですか?
>>いや、もうそれぐらいで。
>>熱海でしか食べられないようなグルメを探してるんですけど、
ご存じですかね?
>>僕も来たばっかりで。
>>きょうは、旅行で来られたん
ですか?
>>日帰りで楽しみに。
>>そうなんですね。
地元の方ですか?
>>横浜からですね。
>>うーん、
なかなか地元の人がいない。というのも、
熱海では各家庭で温泉を引いてい
ることが多いため、
地元民が外湯に来ることは少ない
んだそう。
そこで、
ご主人に伺うと。
>>熱海の人しか知らない鎖国メ
シを探してまして。
>>あー、
鎖国メシ。イカメンチ。
>>あっ、イカメンチ!
>>実はイカメンチ、
駅前商店街の聞き込みでも登場し
ており。
>>でもやっぱりイカメンチとか
かな。
>>練り物っぽい感じですかね、
ちょっとお店ごとに少しずつ違うみたいなんですけど。
>>こちら熱海のこういう所より
もちょっと網代とかたがとかあっ
ちの方で発祥したらしいですね。