従って…。
<体力と技術が
いくら身に付いても→
心が未熟では
いけない>
<小町ちゃんが入門した頃→
憧れの先輩がもう1人 おりました>
<既に
身長188cm→
体重120kgの立派な体格>
<相撲の技術も ピカイチでした>
<その言葉通り
大輔君は→
都道府県大会で日本一に>
<でも その大会で…>
(
行司) はっけよい!
<うれしさのあまり
何度も派手なガッツポーズが>
<礼儀を重んじる相撲>
<審判員から注意を受けてしまいました>
言うなれば…
。
うん
。
何か
相手に…。
何か
嫌な気持ちになるって。
何か
やったら相手とか嫌な気持ちで→
もう友達にならないかなって
思っちゃうから。
<大切なのは
心>
<白畑先生の元を巣立って3年>
<今 大輔君は高校3年生>
<埼玉にある
相撲の強豪校に通っています>
ものすごい真面目です
。
(
山田監督) だいぶ…。
(
大輔さん) 親元 離れてて感謝の気持ちも伝えたいんで→
それを結果で
表現できるように→
頑張ってます
。
<去年
最後のインターハイで→
大輔君は
高校横綱に輝きました>
<大輔兄ちゃん
すごい!>
<やっぱり
小町の憧れです>
<一昨年の春
小町ちゃんは→
ある大会に出場しました>
<それは…>
<市内の小学生100人余りが
参加する→
伝統ある大会です>
(記者) どう?
<女子の選手は
わずか7人>
<相手は
男の子ばかりなんですが…>
<相撲を始めて2年>
<私たちは 小町ちゃんが→
ちょっぴり成長した姿を
見ることに>
<…が
始まりました>
(
行司) 構えて!
はっけよい!
<力は互角>
<そこで
小町ちゃんが取った作戦は 足取り>
<勝った!>
<うれしいけれどガッツポーズは我慢 我慢>
(
行司) 西の勝ち!
(アナウンス)
西3番 松陵小秋葉小町さんの勝ち。
<でも
次の相手は強敵>
<同じ相撲教室に通う…>
<実は 半年ほど前の試合では→
瑛太くんの気迫に押されて…>
<悔し涙が あふれました>
<そのリベンジだ!>
(行司) 構えて!
はっけよい
のこった!
のこった
のこった!
(