番組の一部に字幕のついていない部分があります。ご了承ください
大阪府の松井知事が夏までとして
た
「大阪都構想」の住民投票の実施
を
延期する考えを示しました。
松井知事は先ほど「大阪都構想」をめぐり
目標としていた夏の参院選までの
住民投票実施を断念し、「秋までの実施」を目指す
考えを表らかにしました。
公明との水面下での交渉を受け、
都構想の設計図にあたる協定書の
とりまとめに
ついても来月中には
こだわらないとの考えを示しました。
都構想の制度設計を行う法定協議
会では
維新と公明の対立などにより
前回まで2回続けて議論が空転していましたが
きょう維新が公明に譲歩する形で
議論が再開されています。
公明も「住民投票も視野に
入っている」と明言していて、
双方の歩み寄りで知事と市長の辞
職が
回避される可能性が高まりました。
木原コメンテーターです。
出直し選挙の回避に向けて、維新
と公明が
歩み寄ったということでいいんで
すか。
きょう、
夕方に松井知事と
それから公明の佐藤代表、
それぞれ会見を開いたんですが、
言い分は明らかに異なっています。
特に歩み寄ったのが、維新側で、
夏の参院選と同時の都構想の住民
投票も、
諦めました。
知事任期中、11月までの住民投票が
目標にすると。
これなら公明党の言っていることと同じなんです。
一方、公明側も、
都構想は統一選の後も議論は続けると言いましたので、
これは双方歩み寄れる可能性が高
まってきたと。
まず維新側ですが、
出直し選挙も辞さないと。
何のための出直し選挙だと、
評判が悪いんです。
仮に当選したとしても、
府議会、市議会で
過半数を取るめどは全くたってい
ないので、
公明党と
妥協したほうがいいというふうに考えたんでしょう。
一方公明党のほうも、無用な選挙
は避けたい。
統一ダブル選という
波乱要素を持ち込みたくないということで、
思惑が一致したと。
これで即
ダブル選がなくなったかというと、
まだそれまでは行ってなくて、
出直し選をするためのタイムリミ
ットは、
3月10日までに知事が表明しな
ければ無理なんですけれども、
議論が進んで、
公明党との間で
統一選の後、
秋までに住民投票するという合意ができれば、
出直し選はしませんということに
なる可能性が出てきました。
木原コメンテーターでした。
続いては、映画やドラマを観ていて、自分が住む街や知っている場
所が出てくると、嬉しくなります
よね。
「なんで俺だけ生き残ったんだろ
って、ずっと考えてた」「幸せに
なるために、生き残ったんだよ」
俳優、神木之介さんと有村架純さんが演じる映画
「フォルトゥナの瞳」。
2人が、「運命」について語るシーン。
ロケ地は、神戸市垂水区の舞子公
園です。
神戸の美しい景色や街並みが
散りばめられている映画には、
ある女性の想いが詰まっていまし
た。
神戸市役所をお手軽にロケ地とし
て
使うという、松下麻理さん、56
歳。
神戸フィルムオフィス、2代目代
表です。
2000年に設立された神戸フィ
ルムオフィス。
震災から元気になった神戸を見て