2019/02/09(土) 19:30〜20:15 ブラタモリ「#125 武蔵小杉」[解][字]
武蔵小杉に大規模な工場が進出したのは昭和の初め。
ここも 川崎を代表する工業地帯の
一つとして発展しました。
しかし バブル崩壊後 工場が次々と移転。
なんと 駅前に突如 広大な敷地が生まれます。
川崎市は
いち早く 再開発に着手。
ここに 公共機関や
商業施設などを集め→
新たな街づくりを
行ったんです。
「工場地帯」だった場所が たった10年で→
利便性抜群の近代都市へと大変身!
これこそが 武蔵小杉が急速に
人気の街として知られるようになった→
理由なんです。
ここまでで…
はい。 はい。
実は 武蔵小杉発展のヒミツは→
この町のルーツをひもとくと
見えてくるんです。
これ 東横線ですね。
これ 横須賀線。
鉄道の路線は変わらないと思いますので。
今 こちらの…。この辺ですか。
この辺り マークからいうと…。
この辺りは 一面の田んぼ。
80年前 ここは町ではなかったんですね。
東横線の駅 ないじゃないですか。
ないです。
東横線は 「しんまるこ」からないんですね。
ここ ないんですよ 駅が。
そうなんです。
あれ? ああ そう。
武蔵小杉ではなかった…?
そう タモリさんが気付いたとおり→
80年前 「むさしこすぎ」という駅は→
今の町の中心とは
別の場所にあったんです。
ということで
更なる町のルーツを探るため→
タモリさんがやって来たのは→
かつての武蔵小杉駅からまっすぐのびる一本道。
(望月)それでは移動してきましたけども
現在地 確認したいと思います。
先ほどのですね…。
「むさしこすぎ」の駅の…。
ですから ちょうど この道が
南北一本なんですけども→
後ろ側がですね ずっと行きますと
この「むさしこすぎ」の駅→
という形になりますね。→
で その武蔵小杉の…
えっ?
ああ 外れたとこ。 向こうですか?
ええ。 そちらの方へ…。
じゃあ 行きましょうか。
ん? 駅の反対方向?
そんな場所に 町のルーツがあるんでしょうか?
この辺り 今は…
あぁ~。
タワーマンションができた頃は
若い人たちは この辺りを…
…というふうな呼び方を
してたりしたんですけども→
その時に… 大井町線に
「武蔵小山」って駅があるんです。
そこも ムサコ ムサコで
我々の方が元祖だっていうことで→
武蔵小杉がムサコというのは
おかしいだろっていう論争…。
武蔵小金井も ムサコ。
両方 出身の芸能人いたんで戦わせたんですよ。
譲らないんですよ。
お互いに ムサコ。
いろんな理由があんだけども…
(笑い声)変な理論で。
(笑い声)
タモさん話に夢中になってるうちに→
地図から
はみ出ちゃいましたよ。
そこの… ん?
(望月)じゃあ 信号を渡ってから…。
これ 何ですか?
(望月)車が走りますのでちょっと見て頂けると…。
あれ?
こっちでしょ?
あれ?
あれ?
みんな曲がるよ こっちに。
みんな曲がっていきます。→
まっすぐ行くのは
いないんです。
タモリさんは
駅からまっすぐの この道を→
メインストリートだと
思っていたようですが…。
車は 駅の方へは行かずに
ここで曲がっていきます。
だから… 何だ?