おじゃまします。おじゃましま~す。 失礼します。
あっ こんにちは。
(犬の吠え声)
どうした どうした。
はいはいはい… よしよし。
はい ベベ ベベ。
お名前 何ていうんですか?
ニコちゃん ニコちゃん。
お~ よしよし ほらニコちゃん。おお… おお。
おお。 フフフッ。
裏の道ありますね。はい。
あれは… 道なんですか?
ずっと前から。
いや あそこは…
小川ですか やっぱり。
タモリさんの予想どおり…
これは…
実は 今 私たちがいるのが
ここの場所になりまして。
これ流れてますね。
(望月)よ~く見ると ここに→
青い線が引かれてると思うんですけども→
これが 今 お話のあった まさに…
あぁ~。
(望月)網の目のように走っていた様子っていうのは これで…。
分かりますね。
(望月)で この小川なんですけども 実は…
へえ~。
ふ~ん。
この用水
徳川家康が多摩川を利用してつくった→
「二ヶ領用水」といいます。
実はこれ 大都市 江戸を支えるための重要な役割を担っていたんです。
へえ~。
これによって 川崎市域ですと…
ねえ?
はい。
そうなんだよな。
田んぼばっかりだったっつうのはここからきてるんだよな。
う~ん。
…というふうには言われております。
そうだよね。
そうですよね。
武蔵小杉の発展に大きな影響を与えた
二ヶ領用水。
現在は そのほとんどが
埋められてしまいましたが→
実は 今の町並みにも
深く関係しているんです。
先ほどは
このマンションの向こう側に→
用水が流れていたんですけども→
もう一つ このマンションの反対側ちょっと見て頂いても→
今 道が広くなってますけども。
やっぱり…
何となく
カーブしてると思いますね。→
ここは いわゆる…
そうなんです。→
まだ更に この先にもありますので
もう少し進んで…。
え? ほんとだ。
ちょうど下校時間が。
見てるの?
そうだよ。 見てるの?見てる!
え~!
いっつも見てる。ほんとか。
ああ…。
そうそう タモカメね。 タモテバコ。
何年生?
2年生で見てんの?
(女の子)すご!
すごいなあ。
うつってるよ これ。
イエーイ!
(男の子)やった~!
(笑い声)
なんだ? 「録画! 録画!」って。
ちゃんと録画できたかな?
では 水路の痕跡探しに戻りますよ。
あれが ちょっとね。(望月)もう気がつきましたか。
あぁ~。
これも曲がってますね。
(望月)
お分かり頂けるんじゃないかなと…。はいはい 曲がってますね。
ですから
こうしたタワーマンションができて…
やっぱり なんか
どっかに引っ掛かってたんですかね→
開発の人がね。
多分 そうだと思います。
これは このままの方がいいだろう
というのがね。
(望月)逆に…
最後に タモリさんがやって来たのは→
今回の舞台 武蔵小杉を
一望できる多摩川の対岸です。
おぉ~。
すごいな やっぱり。
こんなタワーマンションだらけになるとは