縁起物の繭玉→
そして みかんなどを
焼いて→
1年の無病息災を
願うのは定番>
<新潟県民のどんど焼きは
何やら様子が違うという>
<早速 県庁所在地
新潟市で…>
(スタッフ)さいのかみ?
(スタッフ)あ さいのかみ…。<えっ?>
さいの神って言ってます。
<どうやら→
どんど焼きの呼び方が
違うようだ>
<そこで 新潟県民に…>
(スタッフ)違います?
<えっ?イカを焼く?>
(スタッフ)あ ありありですかあ そうなんですか。
<え?>
(スタッフ)スルメですか?
<そこで…>
<そこで 県内屈指の規模のどんど焼きこと→
さいの神が行われるという→
新潟第2の都市 長岡市の会場へ>
<会場の中央に…→
げげっ なんだ?あれは>
<天高く そびえ立つ
謎の超巨大建造物が→
堂々鎮座。これは一体?>
(吉田さん)まあ 俗に…。
(スタッフ)ああ そうなんですか。
(スタッフ)あ これ20メーターもあるんですか。
(吉田さん)いや これに…。
<この さいの神は1日半かけて竹を組み→
藁を巻きつけたもので→
この中に正月飾りなどを入れてお焚き上げする→
神聖なものだという>
<そして 今年の立派なさいの神をひと目見ようと→
続々と県民たちが集結>
<最後に 今年の干支の書き初めが飾られ ついに…>
<完成するや否や 早くも点火>
<なんかもったいないなぁと思った…>
<藁に火がついたかと思うと→
おおっ 瞬く間に巨大な さいの神が…>
<猛烈な火柱が立ち
強烈な熱波で→
皮膚がビリビリしてきたが→
県民たちは無事なのか…と振り返ってみると→
ん?なんだ?
皆さん何かを掲げている>
<よく見ると細い竹を握り
その先には!?>
<よく見ると 細い竹を握り
その先には→
おお!噂のスルメが
吊るされているじゃないか!>
<他の県民達の竹の先にも
やはりスルメ>
<会場中の県民達が
なぜか揃いも揃って→
スルメを掲げている
何なんだ これは!?>
<そして 着火から…>
<巨大さいの神が豪快に…>
<防火服をまとった
消防団の皆さんが→
灼熱の中 火をならしていると…>
<なんと!県民達はスルメを掲げ→
燃え盛る炎に まっしぐら!>
<よく見るとどんど焼きの神聖な炎で→
あのお酒のおつまみである
スルメを→
本当に炙っているではないか!>
<何なんだ この不思議な光景は?と 混乱する我々をよそに→
大人はもちろん
小さな子供までも→
もう これ以上ないぐらい
超真剣な眼差しで→
スルメの炙り加減を
見極めている>
(スタッフ)え スルメ焼きます?
はい。
<こちらのお父さんは
どんど焼きの炎で→
焼かれたスルメを
おもむろに さくと あ…>
<他の県民も どんど焼きで
炙ったスルメを→
夢中で かじりついている>
<実は このスルメ無病息災のスルメとして→
400円で販売>
<これは 福スルメとも呼ばれ→
どんど焼きで炙ったスルメを
ありがたく頂戴し…>
<続いて 上越エリア→
杉ノ原スキー場に伺うと…>
<ここでも 燃え盛る
さいの神の前に→
県民達が 竹の棒に