刺激しました。
更に モンマルトルの丘ならではの
風景も 絵の題材となり→
ますます パリの芸術に
影響を与えていったんです。
まあ 焼酎みたいな。
この辺りですね。あれがね 俺 一番→
雰囲気を出してるような
感じするんですけどね。
あれは 夢かなわなかったやつも
相当この辺にいて→
安酒をあおってたっていう
雰囲気が出てるんですよね。
あれはね…
そうですね そのとおりですね。
あっ そうでしたか。
うん。
へえ~。
で 安いお酒を飲んで。
芸術家も結構いたんですか?
芸術家もいましたね。
へえ~。
芸術家 カメラマン→
そういう人たちが いっぱいいましたよ。
そこで 僕も随分仲良くなった人 いっぱいいますよね。
あっ そうなんですね。
うん。
安酒をあおって まあ 夢語ってる。
夢語ってりゃ なんか そのうち→
なるんじゃないか
みたいなやつらが いっぱいいるんだよ。
(森田)そのうち。
うん。 そうやって俺は生きてるんだ→
みたいなやつ いきがってんのも
たくさんいるんだよね。
それがまた面白いの。
そうですね。
独特の空気が 画家たちの夢を育み→
芸術に彩られた華の都を更に発展させたモンマルトルの歓楽街。
そんな一大歓楽街が
モンマルトルの丘に出来たのは→
実は もう一つ
大きな理由があったんです。
その秘密を探りに タモリさんは
丘の北側へ向かいました。
こういう道。
そうです そうですね。
(森田)歓楽街と斜面…
歓楽街と斜面。
そのとおりですね ワインです。
ぶどう畑って…。
平地もありますよね。
あっ これ…
えっ? ぶどう畑だよ。
ああ!
この裏側は。
はい。
そうなんです。 かつて
丘の斜面のほとんどが ぶどう畑でした。
斜面で太陽の熱をたっぷり受けた
良質なぶどうから→
たくさんのワインが
つくられていたんです。
今では このぶどう畑だけが
ひっそりと保存されています。
はい そうですね。
へえ~ いいね。
…ってやつですね。
面白い街だよね。
ワインをつくって 反対側が…
すぐ隣が歓楽街になって。 すごいね。
お酒つくって。 どんどん どんどん…。
うまくいってますね。そうですね。
でも 大変な画家が…
(森田)そうですね。
丘の傾斜につくられた ぶどう畑。
丘の麓に出来た 歓楽街。
華の都を活気づけた芸術の歴史が→
今も モンマルトルの丘に息づいているんですね。
続いて タモリさんが向かったのは→
モンマルトルの丘から東に3kmの場所。
へえ~。
あっ すごい公園ですね。
(森田)ここは…
おお! これ すごいな ここ。
ほら。
はあ…。
あっ そうですか。
ということは これ…
(森田)そうですね。
う~ん…。ではない? 何だろう。
実は この公園 もともとは…
大量の石を削っていくうちに巨大な くぼ地になってしまいました。
そして ここで採られていた石が
なんと 街のあちこちで見かける→
美しい「ブロンズ像」をつくる上で
欠かせないものなんです。
へえ~ 何だろう。
(森田)ここで 地質に詳しい…
おっ? あら… 先生!