<では…>
っていうよりかは…。
…と思いますよ。
<写真や賞状→
家族からのプレゼントなど→
なかなか捨てられないモノって
ありますよね>
<それらは 写真に撮ったりして
デジタル化すると→
必要最低限の
現物だけに整理できるんです>
ただ…。
そうですよね。
だけど もう…。
もう多分 菅原さんが…。
そうそう そういうことですよね。
はい そうです。
<こうして
菅原さんの思い出の品は→
ここまで
整理することができました>
<いらないモノは…>
<モノは 全部出して見える化→
それでも大切なモノは デジタル化する>
<心理学の極意で菅原さんの終活は→
一歩 前進しました>
菅原さん 真面目な人なんだね。
片付いてたじゃん だって。
もともとあった荷物もね。
そうなんですよ。
(酒井) ちなみに…。
…っていうのも
あると思うんですよ。なるほど。
そういうのって…。
もったいなくて捨てられないモノどうすればいいのかというのを→
行動経済学を研究する
東京大学の→
古川先生という方に伺いました。
経済学的に モノが捨てられない理由の一つとして→
この サンクコストの呪縛
というものがあります。
サンクコストの呪縛。
これは すでに支払ってしまって→
取り戻すことができない費用に
執着して→
合理的な判断ができなくなって
しまうということなんです。
例えばですね…。
…とかモノとかありますよね。あ~。
すごい高価だったんだけど
今 この形じゃないしみたいなね。
流行りが過ぎてしまってとか
いろいろあると思うんですが→
これ 実際
場所をとるだけなので→
本来は捨てたほうがいいですよね。
ただ…。
その呪縛から解かれるには…。
なるほど。それが こちら 解決法。
ジャン!
なるほど。
こうすることで
損した気持ちが減りまして→
もったいなくて 捨てられない
モノでも処分しやすくなる。
執着しちゃうのね。
さて 所さん→
せっかく モノを
ああやって捨てられても→
また散らかしてしまっては
やっぱ意味がないじゃないですか。
…というような
そんなお悩みを解決するべく→
ある意外な分野の科学者が
立ち上がりました。
<それが
こちらの小島さんご夫妻>
どうして終活をしようって
思われたんですか?
(絵理さん) なかなか…。
<50歳の節目に…>
<すでに家の中のモノも
整理されているそうですが…>
<そんな…>
はい はい…。
<毎日使うキッチンは
終活で整理しにくい場所の一つ>
<片付けているはずなのに
食器が減らないんだとか>
<そんな小島さんを救うべく
とある助っ人がやって来ました>
東京大学の西成です。
よろしくお願いします。よろしくお願いいたします。
どうぞ。
<やって来たのは…>
<実は 先生が
研究しているのは 渋滞>
<車だけではなく 人やモノが
集まる所の渋滞を研究し→
改善方法を提案しています>