Categories: 未分類

2019/03/02(土) 15:05〜16:00 NHKスペシャル選 大江戸 第1集「世界最大!!サムライが築いた“水の都”」[字]


江戸の町の繁栄はなかったんだから。
もう マスターって 本当に単純。

あの~…。あっ いらっしゃい。
コーヒーを1つ。
かしこまりました。
あと ちょっと聞こえたんですけど
江戸が世界1位っていうのは…。
あら… あなた
江戸に興味があるの?
ええ。 最近 ちょっと
江戸に関心がありまして。
うれしいですね。
江戸が世界1位っていうのは…。
私が教えてあげる。
いい? 江戸時代の半ば江戸の人口は100万以上だったの。
ヨーロッパの大都市だった→
ロンドンやパリの人口が50~60万。
約 倍だ。
で 江戸が爆発的に成長を遂げ→
世界一になった功労者といえば…。


わしじゃ。
えっ… 誰!?
江戸を世界一にしたのはこの徳川家康じゃ。
違う! 家光よ。
えっ? えっ?あ~… 気にしないで。
マスターはね 感情が高ぶると
降りてきちゃう人なのよ。
降りてきちゃう…?
わしが 江戸の町を興すのにどれほど苦労した事か…。
家康が興した 江戸の町。
その知られざる姿が最近 明らかになりました。
発見の舞台は
なんと オーストリア。
ここに眠っていたのは
江戸の町を写した写真のネガ。
150年ほど前に日本を訪れた
この国の写真家が→
持ち帰ったものでした。
オーストリアで見つかったネガは270枚以上。
江戸の町を克明に捉えたネガが
数多く発見されるのは→
極めて まれな事でした。
去年7月 日本から→
東京大学などの研究チームが
現地に乗り込み→
本格的な調査を行いました。
ネガを詳しく調べ→
撮影日時や被写体を
突き止めようというのです。
この辺ですか?

研究チームが注目したのはこの1枚。
江戸城の南に広がる武家屋敷を
写し出した写真です。
この写真は…
江戸の町を写した最古の写真。
ひしめくように
武家屋敷が立ち並び→
人口密度の高さがうかがえます。
研究チームを驚かせたのは写真の鮮明さです。
暮らしの様子が
細部まで写し出されていました。
何ですかね?
洗濯物が干してある。
あっ!
ああ~!
ハッとしますよね でもね。
こちらは 船が行き交う神田川。
川の奥 木の家が密集する集落は→
現在の秋葉原周辺です。
江戸の中心 日本橋です。
木造の橋を拡大してみると立ち止まった人々が→
珍しそうにカメラを眺めています。
失われた江戸の風景を伝える貴重な写真。
建築や都市の専門家の助言を基に
最新のデジタル技術で→
建物を立体化し
色づけをしました。
150年の時を超え よみがえった
江戸の町。
鉛色の瓦屋根が

どこまでも続いています。
町並みに統一感があり→
計画都市のように見えます。
こちらは 江戸城。
後に火事で失われた三重のやぐらが写っています。
建物を支える石垣が
奥まで ずっと続き→
濠には 水が豊かに
たたえられています。
徳川将軍家の菩提寺 増上寺。
この門も空襲で焼け今は残っていません。
門を守る水の神 龍の彫刻が
色鮮やかです。
日本中から ヒトやモノが集まり
世界最大の都市だった江戸。
一体 江戸は どのようにして
築かれたのでしょうか。
それを知るのは この人…
家康が初めて江戸にやって来た時→
そこは 湿地が広がる

Page: 1 2 3 4 5 6 7 8 9

ikatako117

Share
Published by
ikatako117