申し訳ございませんでした。
モノ言う株主 村上世彰氏
再び表舞台に。
去年７月 ある会社の
謝罪会見がありました。
整備逃れの隠ぺいなど
不正を６年間続け[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
国から業務改善命令を受けました。
その親会社が 海運業界最大手の日本郵船。
それに対し村上氏は…。
これは[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
そこには かつての姿を
彷彿とさせる要求が。
「経営陣による不祥事であるのに[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
株主が なぜ減配という形で[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
仕打ちを
受けなければならないのか」。
「経営陣として
あるまじき行為である」。
更に 株主代表訴訟をちらつかせ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
経営陣に 減配の見直しなどを[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
迫ったのです。
村上氏は 日本郵船に対し減配の見直しのほかにも[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
企業価値を上げるための策を
公表するよう要求。
その期限を
秋の中間決算までとしました。
要求から およそ３週間後。
日本郵船の中間決算発表の日を迎えました。
実は 村上氏は この直前[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
日本郵船の業績は更に悪化すると見て[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
減配の見直しに
こだわらないと伝えていました。
これは[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
名だたる大企業の株。
その数 １５３銘柄にのぼります。
保有の目的は取引先との関係強化。
いわゆる 持ち合い株と
いわれるものです。
Ａ社とＢ社が それぞれ
互いの株を持ち合うと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
少数の株主の意向が
反映されなくなります。
株主の経営へのチェック機能が
働かない恐れが。
すごく自信を持って言えます。
村上氏は 持ち合い株についても日本郵船に強く要求。
「政策保有株式 いわゆる
持ち合い株を売却し[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
株主に還元すること」。
あっ じゃ ちょうだい。
これ 日本郵船？
日本郵船の決算が発表されました。
果たして 持ち合い株は…。
利益ですよ これ。５００億くらい売ったんだね。
日本郵船の持ち合い株の売却益は
前の期は ３４億円。
それが今期になると １７５億円。
およそ５倍の利益を出していたのです。
（スタッフ）これは 村上さんから見て
どんな評価？
全部やめると思う たぶん。
こういう頑張り方がありますよ。
頑張ってください
頑張ってください。
一方 同じ日
日本郵船の決算会見では…。
二十日後。
都内のある場所に現れた人物。
入っていったのは…。
会談の詳しい中身は明らかになっていません。
すみません。
そして 村上氏が今 最も注目している会社が…。
ゴーンさん。
すみません。
モノ言う株主 村上世彰氏。
今 注目しているのが日産・ルノー問題の行方。
誰が主導かっていうのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
株主で決めることだっていうのを勘違いしないでほしい。
日本に舞い戻った モノ言う株主。
彼は 夜明けを見たのか。
会社は 誰のものなのか。
村上氏をはじめ 平成に起きた企業をめぐる数々の争いには[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
必ず この問いが
ついて回っていました。
今回取材した 日産とルノーの
経営をめぐる争いにも[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
株主であるフランス政府の存在が[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
事態を 更に複雑にしているようです。
新しい時代の会社とは
どんなものなのか。
経営者の権力闘争や
保身のためではなく[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
働く人々や消費者にとっても
価値のあるものに。
そんな存在で
あってほしいものです。
2019/03/05(火) 22:00〜22:54
テレビ大阪１
ガイアの夜明け【追跡第２弾！日産・ルノーの暗闘】[字]
「ゴーン逮捕」から３カ月。日産と仏政府・ルノーの主導権争いが激しさを増す。巨大メーカーを舞台にした「会社の支配」を巡る争い。極秘シナリオの真贋を追跡取材！
詳細情報
番組内容
世界を震撼させた「ゴーン会長逮捕」。
日本を代表する自動車メーカー、日産自動車をめぐり、フランス政府・ルノーとの主導権争いが激しさを増している。この巨大メーカーは、誰のものなのか？
平成の時代、様々な場面で問われ続けた「会社は誰のものか？」という命題。
それがいま、日産自動車を舞台に投げかけられている。
つづき１
日産自動車、ルノー、フランス政府、そして日本政府…。むき出しの国益がぶつかり合う中、昨年12月末、「ゴーン失脚」と題して、ゴーン会長逮捕から利害関係者たちが、どのように動いたのか放送した。
事態はさらに進み、ゴーン被告はルノー会長を解任、新たに大手仏タイヤメーカー・ミシュランのスナール会長がその座についた。
つづき２
日産・ルノーで溝が深まる中、スナール会長はどのような手腕を発揮し、巨大自動車連合を維持していくのか？取材を進めると、一筋縄ではいかない事情が見え隠れしていた。
平成の終焉を前に、ニッポン企業の生きる道をドキュメントする「さらば平成 君は夜明けを見たか」のシリーズとして送る。
出演者
【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太
音楽
【音楽】
新井誠志
【テーマ曲】
◆オープニング曲
「鼓動〜ガイアの夜明け」(作曲/岸利至)
◆エンディング曲
「夜空の花」(作曲/新井誠志)
「ガイア」とは
ギリシャ神話に登場する「大地の女神」を意味し、後にノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディングが「地球」を指して“ガイア”と呼んだことから「ガイア＝地球」という解釈が定着している。「ガイアの夜明け」という番組タイトルには、地球規模で経済事象を捉えることで２１世紀の新たな日本像を模索すること、そして低迷する経済状況からの再生＝「夜明け」を目指す現在の日本を描くという意味合いが込められている。
関連情報
◆ホームページ
www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
◆公式Twitter
@gaia_no_yoake
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