カメラがとらえたのは全長6mにもなる→
超巨大なエイ!
なんと8畳間を埋め尽くすほどの大きさ!
研究者もびっくりの衝撃の映像です。
この巨大エイが撮影されたのはニューギニア島周辺の海です。
ここは 世界屈指の生物多様性を誇る場所。
今でも 新種の生物が毎年のように発見されています。
今回 取材班は
研究者とタッグを組み→
この海の…
そこは シーラカンスをはじめ→
「生きた化石」と呼ばれる
珍しい生きものが→
数多く潜んでいる
という未知の世界。
取材班は…
シーラカンスよりも珍しいという謎の深海生物の正体とは?
激レア生物が続々登場!
驚きの深海へ 大冒険の始まりです!
♪♪~
太平洋の南部に位置するニューギニア島。
この島の周囲に広がる深海が
今回の舞台です。
協力してくれるのは
この海域を15年にわたり調査する…
博士にとっても
深海調査は初めての挑戦です。
シーラカンスとは
3億年以上前から姿を変えない→
「生きた化石」と呼ばれる深海魚。
博士は この魚について大発見をしたことがあります。
1997年 インドネシアに生息することを
世界で初めて突き止めたんです。
この大発見は
世界中の科学者を驚かせました。
それまで アフリカにしかいないと
思われていた魚が→
9,000kmも離れた
アジアで見つかったからです。
博士は インドネシアの
さらに東の今回の調査地にも→
生息する可能性があるといいます。
もし…
アードマン博士の調査は
まず 地元の人たちへの→
目撃情報の聞き込みから始まりました。
すると ベテランの漁師さんから思いがけない情報が。
この地域では 深海魚を釣る
深海漁が 盛んに行われています。
細く裂いた葉っぱで石を縛り
おもりにします。
この仕掛けを 深さ200mほどまで落として
漁をしていたところ→
シーラカンスらしき魚が
釣れたというんです。
漁師さんの情報をもとに
私たちは この付近の深海を→
重点的に調べることにしました。
調査に使うのは…
船体は厚さ17cmのアクリルで覆われ
ほぼ360度を見渡せます。
あのダイオウイカの
撮影にも成功した→
実績のある潜水艇です。
期待を胸に 早速 深海へ出発です。
まず向かうのは 漁師さんに
教えてもらった ポイントの直下。
この付近を中心に
シーラカンスを捜索します。
岸から近いにもかかわらず
一気に深海へと落ち込んでいます。
崖に沿って しばらく進むと…。
大きな魚!早くもシーラカンスでしょうか?
残念。 ハタの仲間でした。
突然 ハタが すぐそばにやって来ました。
こちらを見つめています。
もしかしたら 私たちのことを食べ物だと思っているのかもしれません。
いきなりこんな巨大な魚に出会えるなんて
期待が高まりますねぇ。
一般に 深海とは
水深200mより深い海のこと。
光が届かない 真っ暗な世界です。
博士が見つけたのは 小さなウニ。
一見 普通のウニにしか見えませんが→
実は このウニも シーラカンスと同様生きた化石。
2億年も前から姿を変えていない→
オウサマウニという原始的なウニの仲間なんだそうです。
おや? 花のようなものがありますよ。
こちらも 生きた化石と呼ばれるウミユリの仲間。
4億年前の化石と比べると
形がとても似ています。
大昔から ほとんど姿を変えず
命をつないできたんです。
潜水艇の気配を感じたのか
ゆっくり動き始めました。
実はウミユリは
植物ではなく動物なんです。
これは ウミユリが海底をはう
珍しい瞬間をとらえた映像。
敵に襲われたり 環境が悪くなると→