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≫こんにちは。
≫「スーパーＪチャンネル」です。
まずは訃報です。
俳優の高島忠夫さんが亡くなりました。８８歳でした。
≫長い間
闘病が続いていましたが
最期は、眠るように
旅立っていったということです。
≫日本全国に知られた
ファミリー。
その一家の大黒柱が
この世を去った。
高島忠夫さん、８８歳だった。
おととい午後１時過ぎ自宅で息を引き取った。
老衰だったという。
息子で俳優の高嶋政宏さんが
次のように
その最後を語っている。
≫あんまり出てこないんで
帰ろうと思ってたとこだよ。
≫これは、高島家が
アメリカ西海岸などを
訪れた際の映像。
２人の息子が企画したという家族旅行だ。
≫この家族、カメラを向けると
ついポーズ。
≫グランドキャニオンの
大パノラマ。
降り注ぐ陽光。
一家の明るさとよくなじんでいた。
ところが、運命とは皮肉なもの。
翌年の１９９８年
高島さんはうつ病を発症。
そのことを翌９９年テレビで告白している。
≫快方に向かっているとはいえ
かつての陽気さは失われ
憔悴したように見える
高島さんの姿が
痛々しかった。
１９５２年、映画俳優として
そのキャリアをスタートさせた
高島さん。
その後、司会者としても活躍。
日曜の昼下がりの音楽クイズ番組を
家族で欠かさず見ていたという
人も多いはずだ。
妻の寿美花代さんと結婚したのは
１９６３年。
これは結婚３０周年で開いた
コンサートの様子。
≫実は、この２人
結婚の１年後の１９６４年に
生まれたばかりの長男が
当時１７歳の家政婦に
殺害されるという事件に
巻き込まれている。
がっくりと肩を落とす高島さん。
通夜の写真だ。
明るさの裏側に隠された悲しみ。
その後もうけた２人の息子は２人とも両親のあとを追うように
芸能界に入った。
≫そう話す一方高島さんは
息子の芸能活動を
内心では喜んでいたようだ。
≫戦後日本の光と影。
焼け野原からの復興と経済成長。
輝いていた未来を象徴するような
底抜けの明るさが印象に残る高島さん。
だがその人生には
誰もが抱えるような
ままならない苦難もあった。
２００７年うつ病を克服した高島さんが
介抱した妻とともに
インタビューに答えている。
≫三男の高嶋政伸さんは
こうコメントしている。
≫昨日、家族だけの密葬で
故人を送ったという。
≫高島さんの通夜・告別式は
家族のみで密葬が執り行われました。
また、お別れ会などの
開催予定はないということです。
≫続いては今日開幕した
Ｇ２０サミットですが
ここで速報が入っています。
厳戒態勢の続く大阪の会場近くで
不審な男が煙玉を放置して
逃走しました。
午後２時半前
Ｇ２０大阪サミットが開催されている
大阪市住之江区にある
インテックス大阪から
およそ７００ｍ離れた場所で
警戒中の警察官が
芝生の上で
しゃがみこんでいる男に
声をかけたところ
複数の煙玉をその場に放置して逃げました。
怪我人はいません。