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2019/06/29(土) 16:30〜17:55 スーパーJチャンネル[字]


しかも、ベトナム側からすると
対アメリカへの輸出が増えれば

今度は追加関税などで
ベトナムが狙い撃ちされる
可能性があるわけです。
≫世界に影響をもたらす
米中貿易戦争。
終戦か、停戦か。
あるいは、更に激化する方向へ向かうのか。
米朝会談を終えて…。
≫それでは改めてこちらに米中首脳会談の内容を
まとめました。
まずトランプ大統領と習近平主席貿易交渉を
再開することで
一致したということです。
そして、トランプ大統領
今回の会談がうまくいかない場合
中国に対して
第4弾の制裁関税をかけると
していたんですけども


この新たな制裁関税は発動しないと表明しまして
これらが主なポイント
ということになりました。
≫それではこの首脳会談の結果を
米中双方は
どのように
受け止めているんでしょうか。
会談を取材しました
ワシントン支局の布施記者
それから中国総局の千々岩記者に
聞いていきます。
まず布施さん
トランプ大統領は今回の結果に
満足しているんでしょうか?
≫トランプ大統領による会見はまだ続いているんですが
今回の会談
トランプ大統領にとっては
当面の目標は達成できた
しかし、これから先の道のりはまだまだ長いと
言っていいと思います。
来年の大統領選挙に向けた成果として
この問題をアピールしたい
トランプ大統領なんですけども
できるだけ早く
最終合意したいというのが本音で
今回の交渉再開で
まずはその一歩を
踏み出した格好です。
アメリカ国内では年末にかけて
民主党の公開討論会に

注目が集まるのは確実で
それに対抗するためには
年末までに
大きな成果として、この問題を
まとめ上げたいところです。
ただ、最終合意への道のりは
決して平たんではありません。
アメリカ国内には
中国が時間稼ぎをするのではないかという
不信感が根強くあり
安易な妥協をすれば
成果どころか批判を浴びかねない
リスクもあります。
そのため、今後の交渉では
再び両国の主張が
ぶつかり合い緊張する
そんなリスクも確実に残っていると
言えそうです。
≫このあとがどうなるかわからないというところですね。
続いて、千々岩さん。
中国側は今回の結果を
どう受け止めていると
見ていますか。
≫中国としては
交渉の決裂だけは
なんとしても避けたかったわけで
いわば、ホッと胸をなで下ろしているのが
正直なところだと思います。
習近平主席にとって今回、一番の得点というのは
なんといっても

この第4弾の制裁関税が
発動されないということです。
これを国内に向けて交渉で勝ち取ったと
大きくアピールすることになると
思います。
中国メディアによると
習主席はアメリカが中国企業を
公平に扱うよう望むと
強調していまして
これは、ファーウェイへの制裁を
やめるように求めたものと
思われます。
また、北朝鮮問題も出ました。
習主席はトランプ大統領が
金正恩委員長と
対話を続けることを
支持すると話しました。
ただ、習主席は
中国の主権と尊厳に
関わる問題では

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