警察は本郷君が居間で刺されたとみている。
一方、2人の関係について
新たな供述も。
≫少年は先月ごろ
学校に相談。
そして、事件の前
教師が状況を確認する
聞き取りを行ったところ
こう回答した。
≫昨日、会見した
教育委員会は
大きなトラブルとは
認識していないとしていたが
少年にとっては、恨みを
募らせていた可能性もあると
警察はみている。
渡辺≫スタジオにいらっしゃる元埼玉県警捜査1課の
佐々木成三さんは
お辞めになったあと
子どもを犯罪のリスクから
守ることを目的に設立された
スクールポリスという
一般社団法人の
理事をしていらっしゃるんですが
まさに埼玉・所沢での
少年事件ですが
どうご覧になりますか?
佐々木≫こういった
少年犯罪の非行類型に
エスカレーション型と
いきなり型と
2つに分かれるんですね。
エスカレーション型というのはたばこから始まって
飲酒。どんどん犯罪が
エスカレートしていくんですけど
いきなり型というのは
そういった前触れの事案がなく
いきなりこういった
逸脱した犯行行為に
至ってしまうという犯行が
今、結構大きな問題になっているんですけれど
こういった少年の性格上
視野が狭いということと
他人の感情を
理解する乏しさがあって
そういった要因があって
問題解決力が
かなり低いということが
分かっているんです。
自分が何か問題を抱えたときに
その問題を解決するために選択肢がかなり狭いんです。
極端にいうと0か100か。
我慢するか
逸脱した行為をするのか。
今回の少年というのも
やはり、そういった類型が
ないとなると
過去の前兆がないというと
これまで今まで自分で
何か、ものを考えて
解決したという経験が
かなり少ないのかなと
この事件を見て、思いました。
渡辺≫少しずつ
情報が出てきていますが
何しろ、相手方に怪我をさせ
命が
奪われてしまっていますので
両方、どういう気持ちで
この少年同士が
いたのかというのが
よく、これから
解明できるかどうか心配ですね。
佐々木≫こういった子は
いきなりキレたときに
自分がどういった行動を
するのかというのが
あまり経験が
ないんじゃないかと思いますね。
そのときに、頭の中で
復しゅうとかなったときに
家にあるもの、イコール凶器は
刃物しかないわけです。
そのときに本当に感情的になって
刃物を手にしてしまったというのは
ちょっと
考えられるんですけれども。
渡辺≫分かりました。
ありがとうございました。
林≫韓国への輸出規制をめぐり
文在寅大統領が
日本に撤回を求めたのに対し
日本政府は撤回は考えていないと
真っ向から否定です。
高橋≫ソウル市内のスーパーに来ました。
普段はこちらの売り場
日本のビールが
置かれているんですが
現在は販売されていません。
≫棚に掲げられたポップには