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2019/09/12(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


林≫国会議員の育休取得に関して
さまざまな声が上がっていますが
海外ではどうなっているのか
見ていきます。
まず、北欧のスウェーデンですが
国会議員が

病気や育児などで休みを取れる
議員代理人制度というのが
あります。
休みの間、同じ選挙区で
次点となった人が
仕事を代行するそうです。
そしてニュージーランドでは2017年、こちらは
女性ではありますが
アーダーン首相が
出産にともなって
6週間お休みを取りました。
この間
副首相が代行しています。
ですので、どちらも
代行制度を取って
安心させることもありますね。
一方で、日本ではどうなのか。
4年前、覚えている方も
多いと思いますけれども
国会議員の育休が
論じられましたが
頓挫しています。
自民党の宮崎謙介元衆院議員が
育休推進を訴えたんですけれども


賛同の声よりも
厳しい意見のほうが
多くあったんです。
菅原≫こうした日本の社会で
小泉大臣は
育休が取れるのか取れないのか。
今日は、スタジオに日本における男性の育休について
父親の支援をしている
ファザーリング・ジャパンの
高祖常子理事に
解説していただきます。
どうぞよろしくお願いします。
そもそも、日本社会では男性が育休を
なかなか取れていないという
実態があるんです。
先ほど林さんが紹介していた
スウェーデンは国民全体の男性の育休取得率が
およそ75%
4人に3人が取れているんですが
日本の場合はおよそ6%。
非常に少ないんですよね。
ただ、こうした
アンケート結果もありまして
20代から40代の独身の男性に
育休は取りたいですか?と
聞いたところ
取りたいと答えている人が
8割、思いはある。
じゃあ、なんで結婚して
子どもができたら

実際には取れないのか。
高祖さん、教えてください。
高祖≫日本の制度自体は
海外と比べてもすごくいいという
わけではないんですけれども
遜色が大きいということでも
ないんです。
なので、そこは取りたいという
意思を示せるかどうかという
問題で
その3つの理由があります。
菅原≫職場環境に
理由があるということで
まず1つ目が
理解のない上司。
お前が産むわけじゃない。
こんなせりふも昔はあったそうですね。
高祖≫上司が
子育てしていないという上司だと
なかなか理解がないということに
なりますね。
菅原≫うちの会社には幸い
こういう人は
いないような気が
するんですけれども
プレッシャーを感じる人は
もしかしたらいるかもしれません。
そして、2つ目がこちらです。
職場の雰囲気。
感じる方

やっぱり多いんでしょうかね。
高祖≫周りに迷惑がかかる
昇進に響くと
思っていらっしゃる方も
多いんですが
ファザーリング・ジャパンの
調査では
上司からの評価や
同僚からの評価が
低下したとか答えた方は1割には

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