地面に向かって伸び
土に刺さり
地中で膨らんでいきます。
ところが、今回の台風の
強い風や雨で
土が流され、茎が風で引っ張られ
地中の実が地上に出てしまうという被害が
多発したのです。
通常の数倍の時間をかけて収穫された米は
多古町にあるライスセンターに
持ち込まれます。
数日前に持ち込まれた
関西電力の電源車に
今も頼っている状況です。
渡辺≫古く江戸時代には幕府に献上されたこともある。
そして
1963年と2014年度には
皇室への献上米としても選ばれた
おいしい多古米大打撃を受けてしまいました。
この多古米の稲刈り前に
台風被害に遭った
柳下≫多古米を作っている水田を
見てみますと
台風の影響でほとんど全ての稲が
なぎ倒されてしまってるんです。
例年ですと
なぎ倒されてしまっている稲は
刈り取ること自体は
できるんですけれども
今回は台風による停電の影響で
稲を乾燥させる乾燥機が使えなくなってしまったことや
今週、昨日も
激しい雨が降り続いた影響で
ご覧のように田んぼの中には水が
たまってしまっているんです。
ですから、これらの影響で
なかなか稲を刈り進めることが
できなくなってしまった
ということなんです。
渡辺≫農家の皆さんは
どんなことを
おっしゃっていますか?
柳下≫農家の皆さんは一度、倒れてしまった稲は
再び立ち上がることはない
ということを
話しているんですね。
また稲が倒れてしまうことによって
コンバインなどで収穫をする際に
なかなか収穫することが、難しくなってしまうそうなんです。
ですから、今回は収穫する時間が
普段よりも2倍、3倍ほど
多くなってしまったということを
話していました。
渡辺≫この稲の姿を見ていると
本当に刈り取れる直前までいっていたので
本当に残念ですね。
水田の前からお伝えしました。ありがとうございました。
今日は
多古町の事情をお伝えしましたが
明日は富津市の現状を
お伝えする予定です。
油田≫今、詐欺グループの
日本人のリーダー格
西矢容疑者が
羽田空港に到着しました。
捜査員に連れられて西矢容疑者が
羽田空港に到着しました。
≫うつむきながらも
険しい表情をのぞかせる
去年3月
名古屋市の70代の女性から
キャッシュカード3枚を
騙し取った疑いが
持たれています。
西矢容疑者がナンバーツーだったという詐欺グループ。
拠点となっていたのは
中国・吉林省の延吉市でした。
街の中心部を
今走っているんですが
このマンションが、男たちが
アジトにしていた場所です。
≫発信元が特定されにくい
インターネットに接続して
クレジットカードが
悪用されているなどと
被害は全国で190件。
被害総額は1億8000万円に上るとみられています。
今日、公開された押収品には
名前や生年月日が
びっしりと記載された
高齢者のリストや
仲間を募集する
ネット掲示板でのやり取りが
並びました。
警視庁によるとグループは50人規模とみられ
カリスマと呼ばれる
中国人リーダーのもとに
電話をかける、かけ子兼
金庫番兼リクルーターとして
その下に