アカウントが フォロワーの水増しに利用されている→
可能性について伝えると…。
取材班は 更にアガタさんやチアゴさんたちが→
渋谷二郎のほかに
誰をフォローしているのか→
調べました。
すると 本人たちには覚えがないにもかかわらず→
100人近くの日本人アカウントを→
フォローしていました。
地球の裏側まで つながるとは
驚きでしたけれども→
高山さん この売買されている
フォロワー 何なんですか?
3万人を調べると
2つの傾向が見えてきたんです。
のっとりと架空。
のっとりなんですが それはブラジルを中心としたアカウントなんですが→
盗まれたのかもしれない。
要するに 実在する人物の→
アカウントが 盗まれた可能性がある
ということが分かってきました。
それ パスワードか何か…?
そうなんですよ。
それから 架空はですね→
中東を中心とした こちらのアカウントなんですけれども→
よく見ると IDが連番だったり
投稿が同じ写真だったり→
これは業者が いもしない人物の
アカウントを勝手に作った→
いわゆる ボットというもので
あろうという見方が出てきた…。
こういったものが
お金を払った人たちに→
大量に届けられているという
現実が見えてきました。
自動的に配信されるという
仕組みなんですね。
あの~ 海外の貧困地域の
取材をされてきた石井さん→
今回は ブラジルにも追加で
電話で取材されたそうですけど→
どんなことを?
そうですね まずブラジルの人たちというのは→
もう 本当に
小学校1年 2年生ぐらいから→
携帯電話を持たせて
SNSをするそうです。
そうなんですか。
はい。やはり 番組にもありましたけど→
非常に治安の悪い所に
住んでいたりすると→
やはり 親が子どもに
早いうちから渡して→
安全を守るというような
習慣があるんですね。
子どもたちっていうのは
すぐに SNSに登録をして→
やはり
フォロワーを増やしたい。
そういうの はやってるんです。
なぜ その彼ら→
SNSを使うかというと
番組にありましたように→
アイスクリームを売って
お金を 少しでも稼ぎたいとか→
あるいは 今…
昔は サッカーで→
一躍有名になりというのが
ありましたけど→
今は インフルエンサーになって
お金を稼ぎたいなんていう→
夢を持っているんです。
貧困から抜け出したい。
貧困から抜け出すという
夢なんですね。 で 彼ら→
それを思って
SNSをやってるんですが→
日本人が それを搾取する。
あるいは その夢をですね食い潰すような形で→
現金に換えてしまっている。
そこで ものすごく→
不自然さというか 怖さというのを
感じるなというふうに思ってます。
結果的に そうなってしまっている
ということですね。
罪深いことだと
いうことですよね。
取材に当たった藤目さん
インフルエンサーっていうのは→
でも なぜ そこまでして→
フォロワーを増やさなきゃいけないんですか?
そうですね。 まあ
多くのインフルエンサーは→
水増しすることなく
実際の自分の投稿で→
フォロワーを
増やしているわけなんですが→
ただ フォロワー数によって
仕事の依頼→
それから 報酬が変わってくる