住職じきじきのお出まし?
でも 不思議なのは
これだけじゃないんです。
はい おみくじ。
はい。
そう!
ここでは おみくじを引く前に→
具体的な悩みを
書かなくてはいけないんです。
はい…。
悩みはあります…。
(笑い声)
(高橋)難しいですよね。
はい。
あっ はい。
失礼します。
(高橋)お悩みを一度…。書かせて頂いたのはですね→
まあ この番組…
おっしゃる方もいて。
あっ 俺は別に…。
(笑い声)
俺がやるわけじゃない。
フフフッ ありがとうございます。
林田さんのお悩みは…→
「『ブラタモリ』でもっと積極的に行動するべきかどうか」→
というものなんですが…。
(渡邊)それで進めさせて頂きます。はい。 お願いいたします。
それでは…
はい。
そうですね。
そういうことですよね。
更に 住職が
ご本尊様にお伺いをたてます。
そして 住職自身が
おみくじを引くんです。
オン・バラダ・ハンドメイ・ウン。
オン・バラダ・ハンドメイ・ウン。
オン・バラダ・ハンドメイ・ウン。
オン・バラダ・ハンドメイ・ウン。
はい それでは…
はい。はい。
ちょっと…
それでは 林田さんこちらになります。
はい。 ありがとうございます。
あぁ~。
こちらが 進むべき道を示す紙。
5文字4列の漢文を中心に絵や解説文が添えられています。
この内容を 悩みに合わせて
住職が じきじきに解釈してくれるんです。
はい え~と
結論から言わさして頂きますけれども→
林田さん…。
はい。
うん。
分かりました。
(渡邊)お大師様が そういうふうに
お導き頂いております。はい。
なんだか…
(笑い声)はい。
逆に…
積極的な林田さん 期待してま~す。
でも どうして こんな不思議なおみくじが
比叡山で生まれたんでしょう?
こういう おみくじも…
やっぱり…
はい。
こんなになってるのは。
おみくじを通して
悩みにこたえるということ。
実は これも修行の一つだったんです。
人の悩みに向き合う気構えをつくるため→
渡邊さんは 比叡山の中で
誰よりも長い時間 お経を唱えています。
僧が全力で人々を救う場所。
比叡山は 私たち庶民にとっても「母なる山」なのかもしれません。
おみくじを終えた タモリさん。
そのすぐ近くで面白いものを見つけました。
階段の方 行ってみましょうか。
そうですね 立派な石垣ですね。
タモリさんが見つけたのは→
横川エリアの本堂「横川中堂」を支える石垣。
実は 比叡山を支える
とっても重要なものなんです。
琵琶湖から あがってくる
強い湿気を防ぐため→
比叡山の建物に 石垣は欠かせません。
それにしてもしっかり積まれてますよねぇ。
一見 すごい…
う~ん…。
はい。
えぇ~。
積む前から計算して こんな まっすぐに。
(笑い声)「へ~」。
どっから自分でも出してるのか
分からない声が出て…。
渋いですか。 ありがとうございます。
実はですね 今日…
あぁ そうですか。
へえ!
比叡山を支えた「穴太衆」って