そして、今後の流れなんですが
検疫で集めた検体を
持ち出して検査し
全員が陰性であれば、そのまま
船は着岸することになります。
ただ、仮に陽性の人がいた場合は
改めて、濃厚接触者の再調査をする可能性があり
その場合は、結果が出るまで
船が着岸できない
可能性があるということです。
先ほど、船には
ウォーターサプライと
書かれた船が
横付けされて
水を供給するような
様子もありました。
ただ、検疫がいつ終わるかまだ、めどはたっていません。
林≫まだ検疫が
続いている状態ですが
クルーズ船を降りた
乗客・乗員の行動は
検疫の結果によって
大きく２つに分かれています。
検疫は船内にいる
３７００人全員が受けます。
まず、体温の測定や
検疫官の問診を行って
そこで発熱や
せきなどの症状があった人は
粘膜を取って
ウイルスに感染しているか
確認する検査を
受けることになります。
そして、この検査は
本人に症状がなくても症状があった人と
濃厚接触した場合も
受けることになります。
検査で陽性だった場合は
船から降りたあと
指定された病院に入院します。
一方で、検査で陰性もしくは体温測定や問診で
症状がなければ
濃厚接触者であっても
船から降りたあと
自宅に帰ることができます。
ただ、帰宅後も
体に異常があったら
報告するなど、健康観察の対象と
なるということです。
菅原≫速報が入ってきました。
全日空は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で
１０日から３月２９日まで
成田と北京を結ぶ路線を
運休すると発表しました。
また、羽田と北京を結ぶ路線を
週１４往復から
７往復に減便します。
一方、日本航空は
今月１７日から３月２８日まで
成田と北京を結ぶ路線などを
運休すると発表しました。
そして、羽田と北京を結ぶ
路線などは
使用する機体の小型化や
減便を行います。そのため、日本航空の
中国船の運航便数は
週９８便から
４３便に
減少することになります。
感染拡大に
不安が広がっていますけれども
都内の病院では新型コロナの
検査をしてほしいという
問い合わせが相次いでいました。
厚生労働省は今日検査の対象を広げることを
発表しました。
≫都内の病院では不安が充満していました。
≫新型コロナウイルスへの
不安から
検査をしてほしいという
問い合わせが
急増しているのです。
桝田≫こちらの病院では先月から新型コロナウイルスの
問い合わせが急増しています。
更に、病院内ではマスクの着用を呼びかけています。
≫新型コロナウイルスの
感染の疑いがある場合
医療機関に直接出向かず
事前に、地元の保健所などに問い合わせをすることが
求められていますが…。
≫中でも多いのは症状がないが
ただ不安なので
診てほしいという訴えや
中国から帰国後、周りから検査を
勧められたというケースです。
こちらの女性は
先月、中国シンセンから帰国後
発熱などの症状があり
医療機関に
問い合わせをしたところ…。