頻繁に連絡がくるようになっていた。
女性は高橋の勧めに従い
病院に入っていた。
彼女の心配は
ここを退院したあとの居場所。
戻るべき更生施設は
職員と折り合いが悪く 戻れないという。
高橋は 女性を受け入れてくれる
自立援助ホームを探すことを約束した。
だが 施設探しは難航した。
自立援助ホームは全国に約100か所。
入所希望者の数に比べて 絶対数が
足りておらず 空きが見つからない。
つてを頼って 一つ一つ 頼んでいく。
受け入れ先が見つからないまま4日が過ぎたときだった。
女性から連絡が入った。
「もう この病院にはいられないのでかってに今日出ようと思います」。
で 「なんかあった?」って言って…。
看護師と口論になり 病院を出たという。
高橋は 施設を探し続けていた。
女性は一旦 実家に戻ったが再び暴力に遭い そこも飛び出していた。
は~い。
高橋は 絶対に 諦めない。
♪♪~(主題歌)
2週間後。
自立援助ホームが 見つかった。
女性の通院などを高橋たちがサポートするのが条件。
施設が高橋を信頼しての 入所許可だった。
共に 歩んでいく。
自分が 自分の気持ちに
正直に生きてくことで→
見つけた 大切な気持ちを→
自分が 信じ続けること。
♪♪~
2020/02/04(火) 22:30〜23:20
NHK総合1・鹿児島
プロフェッショナル 仕事の流儀「虐待・貧困支援 高橋亜美」[解][字]
虐待で心に刻まれた傷。その痛みに孤独に耐える人がいる。そんな人たちを支えるために日夜奔走する高橋亜美(46)に密着。#虐待を考えるキャンペーン
詳細情報
番組内容
児童虐待の相談件数が過去最高値を更新するなか、大人になってなお、かつて受けた虐待の傷に苦しむ人がいる。高橋亜美(46)はそうした人を支援してきた第一人者。相談者と向き合い、寄り添い続ける。「支援にゴールはない」と言い切る彼女には壮絶な過去があった。虐待を受け、「死にたい」と思い詰めた幼き日。そのとき見つけた希望の灯とは…。#もしかしてしんどい? #虐待を考えるキャンペーン
出演者
【出演】ソーシャルワーカー…高橋亜美,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化