便検査の受診率は→
県全体で…
ところが ここで大問題が!
こちらは 松田 徹さん。
山形で40年も がん対策に貢献してきました。
時には 市民相手に寸劇までして
検便を受けてもらおうと奮闘!
しかし… 受ける人が増えて
喜んだのも つかの間。
検便で陽性 つまり
がんの疑いがあると判明しても→
なぜか病院に来てくれないんです。
そこで 松田先生がとったのが…。
なんと 検査で陽性になった人の家に→
一軒一軒 電話をしたんです。
ところが…
実は この問題→
山形だけの話じゃないんです。
こちらは がんの1次検査で陽性が出ても精密検査に行かない人の割合。
胃がんや肺がんは 10%台ですが…。
大腸がん検診は 30%も!
この難問に立ち向かった
松田先生の現在は…。
往診がメイン。
大腸がんへの取り組みからは手を引いています。
不思議。 …と思いますけど。
なんか 進行しちゃうと思って急がなきゃって。
先ほどの保健師の方々も実際にこうやって
電話 出てらっしゃいましたよね。
この松田さんも そういうことを→
ずっと 発案されてやっておいでになった方らしいですが。
庄内保健所の所長として
山形のがん対策を指揮してきた方。
という方なんでございます。
この方に ちょっとお電話をかけて今つながってる状態だということなので。
もしもし 松田さんでいらっしゃいますか。
[TEL]はい 松田です。
志の輔と申します。
よろしくお願いいたします。
がん検診の結果 陽性の出た方に→
再検査をしましょう ということをずっと促してらっしゃったんですよね。
[TEL](松田)もちろん少しだけいます。
少しなんだ。そっちのほうが少ないってことですね。
少しなんだ…。 中には ひょっとして…
[TEL](松田)私は 直接はないんですけど…
(大島 飯尾)えぇ~!
これ以上の… 方法あるんすかね?専門医が…。
ほんと あるのかなと思って…。
ほんとに わざわざお忙しい中 お電話出て頂きましてありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
(拍手)
(笑い)
すごいですね 何の自信が…。
さっきの人も電話で 女性の方が→
「食べ物とかの問題でしょ」みたいな感じでおっしゃってましたから…
次やったら何もないんだろうな みたいに
思っちゃってるかもしれないですね。
分かる 分かる。
こんなお知らせ 見たことありませんか?
これは 自治体から届く
大腸がん検診のお知らせ。
1次検査の正式名称は…
読んで字のごとく 便に潜む大腸がんからの出血を調べます。
そこで陽性と判定されると
次は 内視鏡による精密検査となります。
しかし これを受けない人が多いんです!
そこで!
この対策を行っているのが
日本のがん研究の中枢…
実際に 精密検査に
行っていない人を集めて→
なぜ行かないのか
理由を聞く活動も行っています。
そこで ずばり聞いてみました!
すると…
がんの疑いがあるのに
「わたしは大丈夫」と思ってしまう…
一体 何だと思います?
何だろう?
さあ そこでアンケートをとりました。
これが面白いんです。 ご覧頂きましょう。
はい。
まず…。
3,000人を対象にしたアンケートです。
便検査を受けて…
(光浦)多いね。
(大島)こんなにいる…。(飯尾)すごい。
そのうち 病院に…
(光浦)それも多い。(飯尾)多いな~。
そういうわけで
この人たちに 更に聞いてみました。
なぜ あなたは病院に行かないのか?
(光浦)多分…
あぁ あぁ あぁ あぁ… 症状がないから。
「俺 別に具合悪くないしまあ 大丈夫」。
まあ あの そうですよね…
(笑い)
そっちが勝っちゃうぐらい
楽観的なんですかね。
第3位 見てみますか。