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2020/02/13(木) 13:05〜13:35 ハートネットTV・選 子どものSOSの“声”(1)「大人が聴き逃さないために」[字]


子どもにとって つらいことであったり→
子どもにとって 害のあることであれば→
それは不適切な行為っていうふうに考えていますので→
しつけかどうかではなくて

子どもの立場から→
子どもにとって どうかっていう目で見る
必要があると思います。
川松さん
そうした中で SOSを発したとしても→
そこから なかなか声をくみ取って


もらえないという現状もありました。
そもそも 子どもの声を聞くという
仕組みは 今 どうなっているんですか?
児童相談所は
援助方針を決定する上では→
必ず 子どもの意向を踏まえる
っていうふうになっていますので→
原則になっていますので
きちんと丁寧に聞き取るということは→
必要ですけれども お子さんは なかなか
相談してもいいと思えなかったり→
言いにくかったりしているので
身近な大人が気付いてあげることが→
必要ですけれども。
そのほかにも 市町村で→
相談する窓口を整備しているところも
ありますので→
そういう情報を
もっと 子どもさんに伝えていって→
相談していいんだよっていうことを
伝えていくことが必要だなって思います。
もっと周知が必要だということですね。
番組には こんな声も寄せられています。東京都の20代の方です。
こんな声が寄せられたんですね。
こうした現状の中で 子どもの声を聞くキーパーソンとなるのが→
こちら 児童相談所にいる児童福祉司
ケースワーカーです。
この担っている役割というのは
幅広くてですね→
家庭でSOSを発した子ども

そして 親への対応は もちろんのこと→
児童養護施設や
里親に移った子どもに対しても→
支援を続けます。
支援が多岐にわたる中でこんなデータもあるんです。
この20年で 全国の児童相談所が対応した
児童虐待の相談件数というのは→
ここ20年で
およそ20倍に増加しているんです。
年々 ケースワーカーの負担が
大きくなっているんですね。
こうした中で 子どものSOSを
聴き逃さないための体制作りを→
模索している児童相談所を取材しました。
大分県にある児童相談所です。
特に 虐待などのシビアな相談は
年々増加。
そうした電話だけでは解決できない問題に
継続して対応するのが→
ケースワーカーです。
ここでは 25人が勤務。
一人一人が抱えるケースは多く
負担の大きさが懸念されています。
新人の鈴木さん。 去年 異動してきました。
非行問題を抱えた子どもや→
養育困難な家庭の支援などを
担当しています。
この日は
担当する家庭の訪問に出かけます。
子どもと面談する際は

児童心理司が同行します。
子どもの心の底にあるSOSを
逃さないよう→
専門的な見地からの心理状況を
読み取ります。
異動もあり 経験にばらつきがある
ケースワーカーにとって→
心強い存在です。
1時間半 丁寧に親子の様子を聞き取った鈴木さんは→
児童相談所に戻りました。
面談結果をまとめ今後の対応を検討します。
業務に追われる中
その責任の重さ 難しさを→
日々感じています。
ここでは 若手を支えるため個別のケースについて→
必ず 5年以上の経験がある指導員がつく
体制を整えています。
この日 相談したのは
児童養護施設で生活する→
17歳の男の子の進路について。
本人は 大学に進学したいそして 関東に出たいと希望しています。
しかし 家庭の経済状況から
金銭的な援助が難しく→
両親は
地元での就職を第一に望んでいます。
進学の希望をかなえつつ→
関東に出たいという思いも尊重するためには…。
一つ一つ 丁寧に
選択肢を提示していきます。
一方 児童相談所外の


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