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2020/02/19(水) 22:50〜23:20 ねほりんぱほりん 厳しい勝負の世界!将棋の奨励会で夢破れた男たちの人生[字]


もう罪というか→
もうほんとに自分で
追い込みすぎちゃってて。
はあ~。
ほんとそうですよ。ね。 全部を やめて。
で その後ですよ これ だから
年齢制限っていうのは来るわけでしょ。
ど… どうなってったんですか?

徐々に 26という壁が近づいてくるっていう時は。
いやもう ほんとに
プロにならなければ もう全部→
高校中退して全て打ち込んだものが
全部なくなってしまうっていう。
怖いですよね!
はい。
もう恐怖というか 将来のことを
考えられなくなってますよね。
ほんとにもう どんどん どんどん
悪い方 悪い方にっていう。
もう 23 24 25なんて 地獄の年でしょ。


もうほんとに 寝てる時も食べてる時も将棋のことを ずっと考えて→
味がしないですよね
なんかもう本当に。そっか~。
ほんと生きるために
なんかこう 自分の体を保つために→
ものを入れてるっていうだけの。
すげえ追い詰められた時に気分転換って どうしてました?
ちょっと人間らしくしたいなと思った時に
音楽を聴こうと思ったんですけど→
その時に やっぱり 尾崎 豊とかが
リンクしてしまって。
そうか 将棋という支配からの卒業。
卒業。
♪♪「卒業」
「シェリー」ですよね。
(エイキチ)「シェリー」は
大合唱してましたね ほんと みんなで。
魂こもった 「シェリー」
だったでしょうね そりゃ。
(エイキチ)みんなで奨励会員が集まると
「シェリー」ばっかり歌ってましたね。
(ケンタロウ)ずっと心の奥底に こう常に
時限爆弾を抱えてるような感じで→
カチカチ カチカチ
常に動いてるんですね。→
それが ふとした瞬間に
気付くんです。 例えば→
カラオケで歌ってる最中とかに
年齢制限っていう→
将棋やらなきゃっていう

気持ちになったりとか→
心の片隅に
常に時限爆弾があるんですね。→
だから もうほんとに楽しい時とかでも
純粋に楽しめないです。
そっか。
プロの道を諦めなくてはならない 「年齢制限」。
そのプレッシャーについて
他の奨励会員にも聞いてみました。
つらいねぇ…。
相当 追い込まれるんだね やっぱ。
うわ~。
こういうので ここのボタンの所にやると脈を測ってくれるんですけど。
バンドを おでことかに巻いて…
マジか~。
自分の弱みっていうのは
見せたくなかった。
そんだけやっても諦める日っていうのは
来るんですもんね。
はい。
ついに来てしまいました その時が。
どうですか?
…っていうのと もう でも何も→
どういうふうに人と接していいか
関わっていいかも分からない。
学歴 職歴 社会経験なしの26歳が
世間に放り出されて→
どうやって生きていけばいいんだろう
っていう そういう思いです。
そっか だから エイキチさん

そうなると最終学歴的なのは。
どんなに能力が高くても 世間としては
履歴書見たら関係ないですもんね。
関係ないですね。
そうだよね~。
ケンタロウさんは どうでした?
年齢制限の ちょっと手前で辞めたんですけれども→
やっぱ もう でも
その最後の時ですね→
この将棋が負けたら辞めるって
自分で決めてる将棋を→
自分が劣勢になった時に
背筋がスーッとしましたね。
どういう?
(ケンタロウ)全て失う…なんか スーッて抜けていくような→
自分の体が全部なくなるような
ほんとに スーッとしました。→
全ての血が冷たくなるような。
はあ~。
お尻の後ろから スーッて。

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ikatako117

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ikatako117