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2020/03/01(日) 11:20〜11:53 どーも、NHK[字]


赤字については財政安定のための繰越金の一部で
補てんすることにしています。
中條≫事業収入の主な財源は受信料ですが
その状況はどうなっていますか?

NHKの事業運営は皆様の受信料によって
支えられています。
受信料制度への理解を一層深めていただくなど
公平負担に向けた取り組みを進め
来年度は今年度より1ポイント高い
受信料の支払率84%


衛星契約割合54%を目指します。
そして、令和2年度は
6974億円の受信料収入を確保する計画です。
受信料については、去年10月に
実質的な値下げを行うとともに
おととしから
4つの負担軽減策を
順次実施してきました。
さらに、今年10月には受信料の値下げを実施します。
≫受信料の値下げについては
去年10月からの消費税引き上げに伴う
受信料額の改定を行わず
地上契約と衛星契約を実質2%値下げしました。
さらに、今年10月から
地上契約と衛星契約を2.5%値下げします。
負担軽減策については
次の4つをすでに実施しています。
1、社会福祉施設への免除拡大。
2、親元から離れている奨学金受給対象などの
学生への免除。
3、衛星契約を10件以上いただいている
ホテルや事業所など
多数支払いにおける割引。
4、テレビを設置した月の
受信料が無料。
令和2年度には
受信料の値下げにより224億円
負担軽減策で93億円
合わせて317億円の還元を実施します。
中條≫値下げと負担軽減策は

複数年かけて行っていますね。
公平負担の推進によって
当初の計画を上回る受信料収入を確保できる
見通しとなったことや
中長期的な収支の見通しを検討したうえで実施しています。
令和2年度は
値下げと負担軽減策で
317億円の還元を実施し
令和3年度以降は今の経営計画では
合わせて422億円
平成30年度の受信料収入の
およそ6%にあたる還元を
行うことにしています。
続いては、こうした予算が
どのような事業に使われるのか
令和2年度の
事業計画についてです。
≫去年も各地で相次いだ災害。
年々激しさを増す豪雨や台風をはじめ
地震、そして
新型コロナウイルス対策など
いのちと暮らしを守る報道を
さらに充実させます。
大規模災害の際に、いち早く
状況をお伝えするヘリコプター。
1機増やして
全国で16機体制にします。
海岸や火山、町の中心部など
全国各地に展開し遠隔で操作できるロボットカメラ。
750台あるカメラを

およそ1000台にします。
災害時には
身近な情報が何より大切です。
全国放送に加えて
お近くの地域放送局や拠点放送局からの発信を増やし
避難や安全につながる情報を
きめ細かく伝えます。
インターネットでも
災害・気象関連のホームページを強化し
スマートホンで伝える
「ニュース・防災アプリ」を
充実させるなど
安全・安心のための情報をさまざまな手段でお伝えします。
来年度は、東日本大震災から
10年の節目にあたります。
いまだ多くの課題を抱える
被災地に寄り添う番組を放送するなど
全国各地の災害からの復興を
支援します。
夏季大会としては
56年ぶりの自国開催となる
東京オリンピック・
パラリンピック。
総合テレビやBS1などに加えて
超高精細のBS4KやBS8K放送も含めて
競技の魅力を伝えます。
インターネットでも
地上波で放送する
競技の同時配信のほか
さまざまな競技の


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