諮問委員会に
みんな入っています。
したがって今後の方向を決める場合に
専門家会議における提言を国が
しっかりと把握をしていただく。
一方で経済の問題や
国民生活に対する影響について
しっかり評価し
政府に進言する担当部門も
ぜひ必要で、私どもはその任務が
ないわけでありますので
任がないというか
その能力がないので
その全体を
いろいろな意見を
国が最終的に評価をして
そして政策を決めるということが
一番大事だというふうに
感じています。
渡辺≫指標などの
判断の材料は提供する。
でも決定するのは最終的には
やはり、これは
政治判断ということに
今のお話を伺っていると
感じるんですが
そういうことなんですね。
釜萢≫おっしゃるとおりです。
それが一番正しいやり方だと思います。
渡辺≫そんな中で、明確な指標が
見えてこないというところから
大阪では大阪モデルという
今も会議は続いているようなんですが
明確な数値を決めて
大阪独自で動こうという
こういう動きに
なっているんですが
その内容に関してですが。
林≫まさに今、対策の会議が
行われているんですが
大阪府として示したのが
感染経路不明者の数
そして、陽性率
重症の病床使用率
この全てが7日間連続で設けた基準を
下回っていれば
自粛要請などを段階的に
解除するとしているんですね。
釜萢さんは、この大阪の基準はどう見ていらっしゃいますか。
釜萢≫理にかなった基準だと
思います。
でも、私どもの検討は
もう少し項目を増やして
そして感染の状況と
それから医療提供体制という
大きな柱の中で
もう少し多くの指標について
検討しています。
それらが、それぞれの項目が数字がいくつになったら
どうなのかということが
お示しできていないという
ご指摘がありまして
これはなかなか数値化できない内容もありますが
14日までの間に
国民の皆さんに
もう少し
分かっていただけるような指標を
絞りたいというふうに
個人的に今
願っているところではありますが
大阪から出ていた3つの指標については
それは理にかなったものだと
思います。
ただ、具体的にそれを
いつに設定するのかということは
なかなか
難しいところでありまして
もう1つは、近隣の県の
流行状況というのも
考えなければならない。
大阪は近畿圏の雄でありますから
周りの様子、それから周りからの
患者さんの受け入れということも
ぜひ、考慮していただきたいと
私は思っております。
渡辺≫ゴールデンウィーク中も
多くの国民が
ステイホームで感染防止の努力を
今、真っ最中行っているわけですね。
当然これ
ゴールデンウィーク中というのは
人の移動というのも
極力少なくなっていますから
この数値というのが
10日から2週間後辺りに
出てくる。
そうするとゴールデンウィークが
終わったあとの
人の動きというのが
また非常に気になるんですが