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2020/12/11(金) 18:10〜18:30 首都圏ネットワーク▽急増・高齢者入院の現場[字]


受けられる事業を始める方針です。
お伝えしていますように第3波と

いわれる感染拡大で
重症化のリスクが高い高齢の患者
が急増しています。
その高齢の場合、
基礎疾患があることなどから
容体が急変することも
少なくないほか
認知機能が低下していて
手厚いケアが必要になるケースも
あります。
こうした負担の増している医療現場の状況を知ってほしいと
都内の総合病院が
初めて病棟内での取材に
応じました。
取材に訪れたのは
港区にある東京都済生会中央病院。
取材の最中、病棟の空気が一変します。
状態が比較的、


落ち着きつつあった高齢の患者の
容体が急変したのです。
医師や看護師は感染防止のため
ガウンや専用のマスクを着けて
病室へ向かいます。
病室内で対応できるのは
限られた医師と看護師。
ドアの開閉も最小限。
ウイルスが付着しないよう必要な
器具や薬剤は病室の外から
渡しました。
血液検査の結果など
治療に必要な情報は
ドアの窓ガラスに紙を貼って
伝えました。
この患者はコロナがきっかけと
なって、もともと抱えていた疾患
が悪化したと見られています。
重症化するリスクが高い高齢の患者。
その対応の難しさを医師は
感じていました。
この病院では、ことし4月に
新型コロナウイルス専用の病棟を
設けました。
およそ20床が用意され
保健所などからの患者の
受け入れ要請に対応しています。
こちらは、ことし9月以降、
この病院で受け入れた患者数の推移を示したグラフです。
このうち65歳以上の

高齢の患者数を赤で示しています。
その数は徐々に増え
先月は14人に。
65歳以上が全体の6割を超え
急増しています。
高齢の患者。
受け入れる段階から難しさがあるといいます。
いわゆる第3波で家庭内感染も
増える中、
高齢の患者が誰にも付き添われず
搬送されてくることも少なくない
ということです。
高齢の患者で認知機能が低下している場合、
治療方針について本人の意思を
確認することが難しいうえ
医師が家族と面会できないまま
電話で話し合いを進めなければ
ならないことも。
中には生死に関わる重大な決断を短い時間で下してもらわないと
いけない状況もあるということ
です。
さらに
治療が終わったあともすぐに退院ができないケースも。
病院では、この日、
80代の男性について
退院後の生活をどうするか
話し合いが行われました。
男性は入院生活の中で足腰が弱り
自宅での生活の介助が必要になっていますが。
ほかにも

リハビリのため別の病院への転院
を調整しても
PCR検査による陰性の確認を2回求められ
受け入れ先がなかなか
見つからないこともあるという
ことです。
それでも続く新型コロナウイルスへの対応。
医師は。
私もこの病院の医師や看護師に
取材したんですが災害という
ことばを聞いて改めて気を
引き締めなければと思いました。
そうした状況ではあるんですが
病院ではこちら、
一般の患者の皆さんは
新型コロナウイルスの患者の
皆さんと受け入れ場所、通路、入院病棟などすべて分けています
ので心配をせずに受診してほしい
と呼びかけていました。
こちらの病院では年末年始も

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