は患者の受け入れ開始を有意義だ
としたうえで。
>>重症者の数は東京でも増加。
きょうは78人と、きのうより5
人増えて、
過去最多を更新しました。
重症者の増加で厳しさを増すのが入院調整です。
こちらの病院は、第1波のときか
ら、
中等症までの患者を引き受け、現
在、
病床8床を新型コロナ専用に振り
分けています。
先月末ごろから患者が重症化する
ケースが増加。
これまでと比べ、その数はおよそ
3倍に及んでいるといいます。
>>重症者に対応できる病院に転
院させる必要がありますが、調整
は難航。
これまでは数時間から半日程度で
したが、
第3波以降は場合によって2日ほどかかるケースもあり、
患者にとっては命に関わる事態だ
と指摘します。
>>関係者への取材では、
東京都内ですぐに使える重症者用の病床は、
5日前の時点で59.5%が埋ま
っています。
東京曳舟病院では、
もう一つ課題となっているのが清掃業務です。
4月以降、
コロナの専用病棟の清掃業務を業者に委託できなくなり、現場の看
護師が行っているのです。
シーツの交換やごみの処理。
病棟内のトイレ掃除も。
感染予防を徹底しながらの作業は、看護師たちに大きな負担となって
います。
>>きのう、菅総理大臣は看護師の負担を軽減するため、次のよう
に述べました。
>>全国の清掃業者などで作る団体は。
>>その上で、国には、
安心して業務に当たれる環境の整備をしてほしいと訴えています。
>>きょうは全国で2431人の
感染が発表されています。
また53人の死亡の発表があり、
過去最多となりました。
>>エッセンシャルワーカーとい
うことばを、改めて思い返しまし
た。
医療現場の清掃、
欠かせない仕事に当たってもらう
ためには何が必要なのか、当事者
の声に耳を傾ける必要があります
ね。
>>菅総理大臣みずから、そこは
しっかり支援すると明言されてい
ます。
PCR検査の充実や、必要な備品
の整備を急いでいただきたいと思
います。
>>きょう、今年度の第3次補正
予算案が閣議決定されました。
これで予算額はどこまで膨らんだ
んでしょうか。
今年度は、当初予算が102兆円
余り。
その後、感染拡大を受けて、2度
にわたる補正予算を組んできまし
た。
ここにきょう決まった第3次補正予算案が加わって、一般会計の総
額は175兆円余りに膨らみまし
た。
>>これだけの規模の歳出をどう
賄うんでしょうか。
今年度の国の税収はこちらです。
これ、
当初の見込みから減りまして、5
5兆円余りの見通し、そして、
赤字国債の新規発行額が112兆
円余り。
これ、初めて100兆円を超える
ことになりました。
新型ウイルスに対応するためだと
して、過去最大規模になりました
予算。感染防止と経済対策とが両
立する効果的な予算になっている
んでしょうか。
>>きょう開かれた臨時閣議。
追加の歳出を19兆1761億円
とする、今年度の第3次補正予算
案を決定しました。
新型ウイルスの感染防止や、
ポストコロナに向けた経済構造の
転換などを後押しする経済対策を
実行するための費用が盛り込まれ
ました。
>>第3次補正予算案の主な施策
です。
まず、感染拡大防止策です。