およそ37℃。
つまり
私たちの体温に近い温度なんです。→
しかし 体温が低下すると→
体の中で働く たんぱく質の機能が低下してしまうんです。
例えば おなかを冷やしてしまうと→
おなかを下してしまうことがありますよね。
あれは おなかが冷えたことで→
おなかにある消化器官の さまざまなたんぱく質の働きが弱くなり→
その結果 おなかを下しているんです。
(杏)腹巻きしよ。
私たちの体は
体温が大きく下がってしまうと→
体中の たんぱく質の働きも
大きく低下。
その結果 酸素や栄養が
体全体に行き渡りにくくなり→
生命の危機に陥ってしまうのです。
(中村)それを防ぐために 人間にはいくつかの機能が備わっているのですが→
その一つが 筋肉を震わせて
熱を作り出すことなんです。
そもそも 筋肉を動かすには→
「アデノシン三リン酸」という物質が働くのですが→
この時の副産物として
熱が作り出されます。
寒い時 つい 足を動かしてしまうのも
筋肉を動かして熱を作り出すための行動。
しかし…
「シバリング」 それは…。
(中村)
体温が低下すると 脳から全身の筋肉に「体温を上げろ!」という指令が行き→
全身の筋肉を
1分間で最大500回近く震えさせて→
効率よく熱を作り出す
特殊な運動なんです。
これにより 体温の低下で弱まった
たんぱく質の働きを回復させ→
私たちの命を救っているのです。
では 寒い時に起こるシバリングで本当に体温は上がるのでしょうか?
取材を終えて帰ろうとしていた
この方に ある検証を依頼。
やりましょう。 体張りましょう!
やってくれると思っていたスタッフはこんな機材を用意。
これは 筋肉から発せられる
微弱な電気を読み取り→
筋肉の活動量を測定する機械。
シバリングが起きれば波形は大きく動きます。
そして 検証を行うのは…。
(あばれる君)え~!?
用意したのは 巨大冷蔵庫。
室温は一般家庭の冷蔵庫と同じ 2℃。
ここならば あの驚異の能力
シバリングが起こるはず。
いや ちょっと…
いや ネズミじゃないっすか やってんの。
心配されるのも無理はないので→
検証を行っても問題ないかお医者さんに確認。
果たして…
いけ! あばれる!
筋電計を装着して検証開始。
こんな…。
その時の様子が こちら。
今日の昼休み 6年が…→
カンチョー総攻撃を仕掛けてくる。
もはや 僕たちに残された選択肢はただ1つ。
カンチョーで迎え撃つのみ!
しかし 強がるあばれる君とは反対に→
体は正直なもので→
体の表面温度は みるみる低下。
肝心の体温はというと 36.1℃。
検証前に比べて 0.3℃マイナス。
すると…。
(あばれる君)あっ やばい。
ついに…
その時の筋電計を見てみると確かに 振り幅は増え→
筋肉が大きく震えていることが
分かります。
なんと 体温は1℃上昇。
あばれる君が限界に達したのでここで検証終了。
ありがとう。
すっかり暴れることを忘れてしまったあばれる君。
(スタッフ)やっぱり…
ということで…
おでん屋さんでね
内田裕也さんと会ってね→
でね…
うわ~。お店の人が 「『俺が帰るまで言わないで』って言われたんで→
今 言います」っつってね。
へえ~。
カッチョイイですね~。
途中…
…が出てきたけどね。
おでんだからですか。
岳くんなんかも震えたりすることある?
僕…
いるわね うん。
あの彼は 多分…
ねえねえ 岡村。
ほい。
もう 杏さんの後ろに…