（田崎）あっ おばあちゃんいたね。
♪♪～
（ドアが開く音）
ただいま。
おい 大丈夫か？
（ハルカ）何が？
鼻 鼻。
あれ？ おかん 知ってんのかな？
風邪ひいたの。
ハルカ！ ハルカ？
あっ 上なんや。
あかん これじゃあ。
（ハルカ）家族構成はお父ちゃんと私が一緒に暮らしてて→
おばあちゃんとおじいちゃんは
よく泊まりにきてくれます。
♪♪～
（ハルカ）お父ちゃんのことが心配やからお世話しにきてくれたり。→
お父ちゃんと暮らすなら
ばぁばがいないと無理です。
（加代子）よいしょ よいしょ。
ほい よいしょ。→
行けるか？ よいしょ。
よいしょ。回って行けるか？ 大丈夫？
よいしょ。
（ハルカ）いつものお父ちゃんが怖いんじゃなくて→
やっぱり 病気があるから こう…→
感情が高ぶって抑えられなくなったら怖いじゃないですか。→
自分自身も歯止めきかんから
お父ちゃんが。
（加代子）「ハルカ」って。
これ チンしちゃうわ。→
これ要らん そっちだけでいい。→
減ったで。 ヘルパーさんがな…。
（ハルカ）半分しかない。
（加代子）そうだよね。
（加代子）いや 無視じゃないって。
今 ごはん！→
無視してるわけじゃない！→
え～？どこで食うてもいいやん。
（慎二）ええことない。
上 持って上がんのは ようないんや。
（加代子）ほな もう
ここで食べなさい 今日。
なっ ちゃちゃっと食べて
あと残りは もう ばぁば食べるから。
ごはん要らんね ほんなら これだけ。
ごはん要らん。
（ハルカ）何？
（加代子）え？ もう 今 部屋…上に行ったわ。→
今 もう あんた テスト勉強してる時に。
（加代子）そら あるけどもさ。→
そんな時やから
そっとしてやらなあかんのんちゃう？
（加代子）えっ？ 何を呼んでって？
（慎二）話があるからここで ごはん食べさせる。
うん…。
（慎二）今後の話しよ。今 無理や 慎二。
だって…。
ええから はよ下ろせや！
（加代子）下りてこんって言うてるもの。
（取材者）こんばんは。 どうしました？
まあ どういうふうに
言うたらええかな。
やっぱり しょっちゅう
ばぁばと お父ちゃん けんかするやん？
だから もう
けんかしないようにするためには→
けんかしないようにするためには
ばぁばと じぃじが→
そこのうち あるやん？
そっちへ帰った方がけんかしないで まるくいくと。
だから お父ちゃんと
ハルカだけになっちゃうけど→
ばぁばらは そこにおるわけだから。
えっ 急に どういうこと？今日なったん？ そういう話に。
そうそう 急に急に。
何で何で？ けんかしたん？
しょっちゅう。 帰った方が
もめなくてすむんじゃないかなって。
（ハルカ）父ちゃんは それでいいの？
（加代子）お父ちゃん それでいいな？
しゃあない。
（加代子）しゃあないって。→
やっぱ もめないことが
一番いいことや。
何で けんかしたん？
（加代子）いっぱいやね 昔のことやら。（ハルカ）積み重ね？
（加代子）ん？ 積み重ね。
積み重ねから きとるから…
じぃじも ばぁばも
また来てくれるから。 なっ？
（加代子）まあ ハルカのために
頑張らないかんって→
毎回毎回 けんかした度に思う。→
けど もう このごろは特にあかん。状態悪いし。
うん…。
（慎二）一番頑張らなあかん時にな→
こんな話 してええんかいな
悪いんかなと思ったんやがな。→
いずれ分かることやから もう 先に。