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2020/12/26(土) 23:00〜23:50 SWITCHインタビュー 達人達(たち) 選「高橋一生×中村拓志」[字]


手をやってたりとか→
こうやってやったりとかするんです
わざと。
ええ~ そうですか?

そういう こう 実験をするんですよ。
こう 動いてたりすると。
へえ~! あっ 実験。
なんですけど ただ…
なるほど 足先か。 そうですね。
分かんないです。 ただの


がに股の人かもしれないですけど。
でも 何かね 話を こう… ちゃんと
テーブルとかで話を聞いてると→
やっぱ よけたいなと思ってる人は→
こっち向いてても足 こっちに向けてたりしますね。
外れちゃったりとかするので。
それも 僕 あの…高橋さん ちゃんと こう 開いて…。
はい。
心を開いてくれてるなって感じてました。
ありがとうございます。
今年2月 高橋が役者という仕事を考えるうえで→
重要な舞台があった。
この村じゃ 2組のやくざが牙をむいて にらみ合っているらしい。
力と力との間に割り込んでやろう…。
ゆがんだ心で 言葉巧みに村を混乱させる悪人を演じた高橋。
芝居がもたらす想像力について
見つめ直したという。
僕は 今までにない こう→
完全無欠の悪役に思えたんですよね僕の役が。
なんですけれど 何か
お芝居をさせていただいてるうちに→
かばいたくなってくるんです
どうしても その役を。
そうすると この彼の生い立ちは→
じゃあ 結局影響してないだろうかとか。
いろんなものを考え始めていくと→
決して 彼が極悪人には僕は見えなくなってしまったんですね。
何だか
それを こう 通して見たときに→
世の中には 現実でも

「悪いです」って言われてしまう人→
「あなたが悪い」って
多くの人から言われてしまう人も→
何か こう のっぴきならない事情で→
そうなってしまったのかもしれないと思える想像力って→
僕は すごく大事だなと。
やっぱ 善悪の…善悪の二元論じゃないのかもしれないし。
何だか そういう想像力を→
多くの人が持ってもらえることっていうのは→
結局 こう
自分がお芝居させてもらってる以上は→
そんなことを ふっとでも
触れてくれる人たちが増えるといいなと。
僕も実際 お芝居して
気付かされていくことが多いので。
僕らが担わせてもらってる文化って→
たぶんそういうことなんじゃないかなと。
高橋さんの今後の展望 あるいは→
ビジョンみたいなものがあれば教えてください。
何か それこそ 自分が役を通して
表に出てきたものっていうのを→
それぞれの主観で感じてもらうこと。
…ような気がしていて。
何となくでしかないんですけれど。
それを まず スタートしないかぎりはたぶん 共有なんて幻想で。
本来の共有って たぶん 自分の…
じゃないと 共有の喜びってないから。
なので そういうことを→
何か もう少し…→
全然 上から目線でも

なんでもなくて…
高橋さんの芝居を通して
もっと 人への想像力っていうのが→
みんなが持つようになったら それは
すごい すてきなことだなって思いますね。
ああ~ ありがたいです。
そうやって言ってくださると。
こんなにも
お芝居って可能性があったのか。
こんなに楽しいことだったんだ
っていうことも→
改めて 僕は勉強になりました。
ありがとうございます。
そうやって言っていただけると
すごい心強いです。
いや~… すごいです 本当に。
ありがたいです。
(笑い声)
楽しかったですね。何か 全然 ジャンルも違うし→
まあ それこそ 俳優さんと ちゃんと
深い話 したこともなかったんで。
自分の今の その…
「ふるまい」を考えるような設計論って→
そんなに その… いろんな人と
話ししたこともなくて→
結構 孤独だったんですけど→
何か 分かってくれる人がいたっていう喜びがあって 面白かったのと。
言葉にならないところの豊かさ
っていうのを→
どちらも大事にしてるんじゃないかな


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ikatako117

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