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2020/12/27(日) 18:00〜18:30 やまと尼寺 精進日記・選「師走 ゆずの香りで冬がくる」[解][字]


トゲ刺さってるから すぐ腐る。
これ すぐに… 早く使いたい。
まずは ゆずをより分ける。
傷つきは私のところに。

ゆず味噌だったら 傷ついててもいいとこ取りすれば。
何? ゆず味噌?
ゆず味噌は皮むいて細かく刻んで。
(まっちゃん)
きれいなのは ゆず胡椒?
(慈瞳)


うん きれいなのは ゆず胡椒。
えっ ゆず胡椒まで?
いろいろ 使いみちが決まってきたようですね~。
作業開始です。
結構 汁 飛ぶね。あっ 本当?
うわっ 台所が
ゆずの香りでいっぱいだ。
これ
採りたてで みずみずしいから→
すごく水分があって。
そうか。
まずは ゆず胡椒ですね。
ゆずの皮の表面の黄色いところだけをすりおろす。
こちらは
夏に冷凍しておいた青唐辛子。
う~ 辛そう!
材料は ゆずの皮と青唐辛子そして 塩だけというシンプルさ。
さて お味は?
塩辛い。えっ 辛い…。うん 塩辛い。
あっ そう。
塩が多かったんじゃない?
あれ 塩 ちゃんと量った?
塩は ちゃんと量りましたよ 私。
ゆずが少ないか?
ゆず ちゃんと量りましたよ 私。
これ もう少し 入ってもいいかも。
うん そうだね 入れてみよう。
辛かったら
また ほかのを入れたらいい。
あら そう。

増えていくね。
青唐辛子を追加です。
でも あんまり激辛にしないで下さいよ~。
2度目の試食です。
どうですか?
おいしい。
おいしいよ。辛い。
辛い 辛い 辛い 辛い。
増しましたな 辛みが。
やっぱり このぐらい 辛い方が…。
あ~ 辛いね。辛い。
(笑い声)
(慈瞳)あ~ これは おいしいの出来た。
ゆず胡椒 完成。
これから いろんな料理の薬味になるんだろうな。
さて 今度は ゆず味噌。
皮のきれいなところを薄くむいて使う。
(慈瞳)冬の匂いやね。
そうそう。
(慈瞳)
いかにも冬が来たっていう匂い。
白味噌と砂糖
ゆずの搾り汁を混ぜたら→
細かく刻んだ
ゆずの皮を合わせる。
(慈瞳)いい香りだね~。
(慈瞳)こんなところまで…。→
ピュピュッと…。 よいしょ。→
最後は さらっと混ぜたらいい?→
ちゃんと混ぜた方がいい?

ちゃんと混ぜないと混ざらないよ。
滑らかな ゆず味噌の
出来上がり。
ゆず仕事は続く。
表面を削った実は汁を搾って ゆず酢に。
採れたてだから こんなにジューシー!
それにしてもゆずって種が多いな。
さすがに
ゆずの種は いらないんですか?
この種?
うん。
種はね 果実酒に漬けて ゆず酒。
へえ 余すとこなく使うんですね。
ゆず 捨てるとこ ないんですね。
そうね。
へえ~。
このワタワタ→
これは袋に入れて
お風呂に入れるでしょ。
あっ。
ハハハハ…。
今夜は…。
ゆず風呂で。はい。
ワタワタを取り除いたあとの
白いところ。
これだって もちろん使い切る。
砂糖そして 少しの水を入れて煮る。
何になるんだろうな?
水分がそろそろ なくなってきたので…。
触ったら ごめんね。


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