もともと受け入れ可能な
重症患者は
10人でしたが周辺の病院が
患者を受け入れられなくなり
22人が入院しています。
入院中の87歳の男性は
人工肺・ECMOによる
治療を受けています。
実は、この男性2週間前には
酸素投与を受けていたものの
食事はできる状態でした。
しかし、その後
急速に症状が悪化し
今年に入り
ECMOを装着したのです。
≫増え続ける患者に
どうすれば対応できるのか。
行われたのは
より多くの命を救うための緊急会議。
≫22人の重症患者を
受け入れ続けるには
何かを切り捨てなくてはならない。
厳しい現状を突き付けられています。
≫連日お伝えしている
こちらのグラフ。
8割おじさんこと
西浦教授が作成した
東京の
感染者数シミュレーションです。
私たちが目指したいのは
下の緑色のライン。
1日の感染者数が
100人未満となることですが
そのためには
不要不急の外出を控え
人との接触を減らすことが
とても重要です。
それでは緊急事態宣言が出ている
1都3県の8日の人出がどうなったのか
見ていきますと
渋谷センター街の人出は
1.8%の減少。
そして、企業が多くある丸の内では
7.6%減っています。
一方、横浜駅では3%
千葉駅では0.6%
人出が増加しています。
そして、緊急事態宣言の発出を
要請する
大阪などの3府県を見てみますと
大阪・難波で5%の増加。
兵庫の三ノ宮でも
4.6%増加しています。
また、宣言の要請を調整している
愛知県の栄駅では0.6%の増加となっています。
この人出を減らすために
企業もさまざまな
取り組みをしています。
例えば、三菱電機では緊急事態宣言の期間中
在宅勤務を行った日数に応じて
社員に
在宅勤務手当が
支給されるということです。
また、みずほ銀行ではこれまで
原則禁止としていた会食や接待を
全面禁止としました。
外出自粛が求められる夜8時に
渋谷で
取材をしていたんですけれども
急激に人の流れを減らすのは
難しいんだなというふうに
感じています。
ただ、このまま人の流れが減らなければ
感染者数が減ることもありません。
この3連休も、一人ひとりが
人との接触を減らす努力を
続けていきましょう。
続いて、大雪についてです。
この冬一番の寒気により各地で降り続く雪で
車の立ち往生も発生しています。
そして、3連休明けには都心でも雪となる恐れが。
≫東北や北陸地方などで
現在も降り続ける大雪。
≫24時間の降雪量が
観測史上1位を記録した
富山市では
雪による立ち往生などで昼ごろから国道が大渋滞。
身動きが取れない状態のバスも。
今季最強の寒波で各地で被害も相次ぎました。
雪を伴い
台風並みの風に見舞われた
秋田県では…。
≫昨日からの強風の影響で何本も電柱が倒れています。
≫真っ二つに折れた電柱。
この影響で能代市や秋田市などで
一時、5万5000戸が停電。
≫更に…。
≫氷に覆われた車に
天井には、巨大なつらら。
撮影した男性によると