寒さにより
水道管が凍結し破裂。
あふれ出た水によって凍ってしまったといいます。
早朝の国道では
立ち往生するトラック。
≫雪をどけてトライしますが…。
普段、雪があまり積もらない福岡県でも…。
≫路面凍結による
スリップなどが原因で
トラックなど3台が絡む
事故が発生。
消防によると
雪での事故や転倒などによる
救急搬送は111件に
上っているといいます。
寒波による雪は関東でも。
≫横須賀市では街一面が真っ白に。
この寒波による雪は
日曜日ごろまで
日本海側を中心に
広い範囲で降り続き
北陸地方では
急激に積雪が増える恐れも。
また、連休明けには
都心でも雪の予想となっていて
今後の情報に注意が必要です。
≫続いて、スポーツです。
アスリートの原点に迫る
episode0。
今夜は、こちら
アスリートであり
博士でもあるという
異色の選手をご紹介します。
走り高跳びの
戸邉直人選手なのですが
大学院での研究によって
記録を伸ばし
オリンピックのメダル候補にまで
なったんです。
≫日本がオリンピックで
まだ一度も
メダルをとったことのない種目
走り高跳び。
その歴史を
変えるといわれているのが
ある研究で博士号を取得した
この人
戸邉直人さん、28歳。
≫戸邉さんは30台のカメラを駆使して
走り高跳びの動きを
物理学的に徹底解析。
すると、2019年の
世界大会。
2m35cmの
日本新記録を打ち立て
見事、優勝。
その記録はリオオリンピックの銅メダルに相当します。
その原点となったのは
ある教授との出会いでした。
≫頭脳派アスリートを育てた恩師。
戸邉直人のepisode0。
≫中学3年生で全国大会初優勝。
高校3年生の時にインターハイ、国体で優勝し
高校新記録も樹立しました。
大学は陸上の名門筑波大学へ。
そこで出会ったのが
陸上部の図子浩二監督。
人間総合科学研究科の
教授を務める
図子先生の指導は…。
≫エビデンスベースというのは
根拠をもとに
ということになるんですけれど。
≫その競技に必要な
体の動きを理解し
そのために
どう鍛えるといいのか。
根拠を持って練習することが
重要という教えでした。
図子先生の指導のもと
記録を伸ばし続けた戸邉選手。
日本選手権で優勝し
リオオリンピックの
代表候補にまで
成長しました。しかし、2016年6月
代表選考をかけた試合で…。
精彩を欠きオリンピック出場を逃しました。
実は、この3週間前に
つらい出来事が。
図子先生が52歳という若さで
亡くなったのです。
≫その後、戸邉選手は
コーチをつけずに1人で練習。
支えとなったのは、1冊の論文。
図子先生が生前研究してまとめたトレーニング理論でした。
≫そして、筑波大学の大学院に
進んでいた戸邉選手は
ある研究で博士号を取りました。
≫30台のカメラを使って自分の跳躍を
キャプチャーし、分析。