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2021/01/10(日) 06:10〜06:45 目撃!にっぽん 選「筆を折った“幻の女性作家”〜沈黙の人生をたどる旅〜」[字]


沖縄戦の戦火から守り→
地元博物館に寄贈しました。
芙沙子を批判した人々もまたふるさと 沖縄を愛していたのです。
沖縄の人たちが

触れてほしくなかった現実を→
なぜ 芙沙子は
ありのままにつづったのか。
こんにちは。 お久しぶりです。
こんにちは どうも。
元大学講師の…


時代の空気を映し出した芙沙子の小説を逆に 高く評価しています。
芙沙子の原点が どこにあるのか。
宮城さんが注目している文章があります。
抗議で謝罪が求められた芙沙子。
翌月号の釈明文の中で自らの信念を明かしています。
釈明文の中でも
芙沙子は謝罪するのではなく→
沖縄のあるがままの姿は
隠す必要などないと宣言していました。
初めての小説が
激しい非難にさらされた芙沙子。
その後 何を思って生きたのか。
かつて 芙沙子の足跡を追った元雑誌記者がいます。
加古と申します。
はじめまして。
よろしくお願いいたします。
宮里です。 よろしくお願いします。
初枝さんは 1970年代から80年代にかけて
沖縄を中心に発行されていた雑誌→
「青い海」で
婦人記者として働いていました。
この雑誌には 集団就職などで
本土に渡った若者たちに→
沖縄出身であることを
誇りに思ってほしいという→
願いが込められていました。
沖縄と本土を隔てる壁に半世紀も前に→
向き合おうとした作家が
いたことを知った初枝さん。
芙沙子に話を聞きたいと 親族をたどり

ようやく探し出しました。
沖縄が
日本に復帰した翌年 昭和48年。
70歳になっていた芙沙子の
インタビューです。
抗議が殺到した当時の様子を
語っていました。
抗議自体には きぜんとしていた芙沙子。
一方で 周囲を混乱に巻き込んだことを後悔していました。
晩年に録音されていたテープも
最近 見つかりました。
残されている 芙沙子の唯一の肉声です。
28歳でつかみかけた作家としての輝かしい未来。
芙沙子は それを 一人 胸に秘めたまま
この世を去りました。
♪♪~
幻の作家 久志芙沙子の沈黙の理由に迫ろうとした初枝さん。
今も 芙沙子が小説で描いた時代と
何も変わっていないと感じています。
4年前 基地で抗議活動をしていた
沖縄の住民に→
本土から来た機動隊員が
投げかけた言葉を→
忘れられないといいます。
ですよね 多分。
ねっ。
沖縄で祖母の実像を追った 加古 淑さん。
差別や分断と向き合おうと
小説を書いた祖母のことを→
今を生きる人に伝えることが

孫としての使命だと感じ始めています。
幻の女性作家 久志芙沙子が貫いた沈黙。
私たちは 差別や分断と正面から向き合うことを諦めていないか。
それを 突きつけています。
♪♪~
続きがあるはずだった芙沙子の処女作
「滅びゆく琉球女の手記」。
脳裏に焼き付いていた
ふるさとへの憧憬で→
締めくくられています。
2021/01/10(日) 06:10〜06:45
NHK総合1・東京
目撃!にっぽん 選「筆を折った“幻の女性作家”〜沈黙の人生をたどる旅〜」[字]

直木賞作家・大島真寿美さんの小説「ツタよ、ツタ」。モデルはデビュー作への激しいバッシングで筆を折り、沈黙を貫いた女性作家・久志芙沙子。孫がその人生をたどる旅へ。

詳細情報
番組内容
昭和初期、沖縄初の女性作家として注目を浴びながら、わずか1作品を発表しただけで筆を折った小説家がいた。久志芙沙子。沖縄の現実をありのままに綴(つづ)り同郷の人から激しいバッシングを浴び絶筆。いま彼女をモデルとした小説が話題となり、再び脚光を浴びている。家族にも過去を語らなかった芙沙子。祖母はなぜ筆を折ったのか。孫が祖母の人生をたどる旅に出た。芙沙子のまっすぐな生き方は私たちに何を問いかけているのか
出演者
【出演】国分佐智子,【語り】大場真人


ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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