思ったんだ。
テヤッ！
フンッ！
一本先取だ。
うん…。
（宝路の声）グラジュエルは
寸止めで行う三本先取の試合。
（宝路・ガルザ）１ ２ ３！
ハアッ！うっ うう…！
（宝路）うっ…！
ああ…。
（宝路の声）
俺は二本先取に成功した。
（ガルザ）三本目！
（宝路の声）あと一本で叔父上に認めてもらえる。
そう思った時…。
３！
父上… 一体 なんですか？
邪魔しないでくれ！
（オラディン）この試合は無効だ！
二度と お前たちのグラジュエルは認めん！
そんな…！
行くぞ！
（宝路の声）
父上に なぜか うやむやにされ→
俺は ずっと
心に引っかかっていた。
剣の道を捨てたのも
それがきっかけだ。
なるほど…。
深層心理にある試合への未練が→
魔性の石の力によって
幻覚となって現れたのか。
（キラメイチェンジャーの着信音）
（為朝）「うぉい！宝路さんはどうなってるんだ！？」
こっちは ガルザが来て やばい！
（為朝）「痛～い！」
本物は あっちに行ったんだ。
早くしないと…。
俺も気になっていた。
だから 改めて試合に来たのだ。
さあ そろそろ始めようか 宝路。
ああ。
[外:94FB7BE756372DB6B62E3E0A119083D5]ベチャッ！
うん？
宝路さん！
タメくんたちがピンチなんだ！
ベチャット…。
（時雨）宝路さん！目を覚まして！
ベチャット… 邪魔をする気か！
はあ？えっ？
（宝路）キラメイチェンジ！
「Ｏｈ！ シャイニング！」
（宝路）
グラジュエルの邪魔はさせん！
宝路さん 俺たちのこと
ベチャットに見えてるんだ！
充瑠 俺たちも
応戦しないと やばいぞ！
「キラメイＧＯ！」
「キラメこうぜ！」
目を覚まして！
ガルザは裏切り者だ！
それは偽者だ！
（宝路）ベチャベチャうるさい！
うっ… 離せ！ うっ…。
シャッ！（充瑠・時雨）うわあーっ！
本物のガルザは
向こうにいるのに…。
そうだ！ ひらめキーング！
ザビューン！
うわあっ！
うう… 痛い 痛い…！
さっきのお返し！
目には目を 歯には歯を！
（汽笛）
（ザビューン）再び現着！
うわあーっ！ 痛え！
ザビューンまで虫歯に…？
貴様…！
だけど ど根性！！
（ガルザ）何！？
（ムシバ邪面）ガルザ様？
（ガルザ）離せ！
フッ！ フッ！
これで終わりだ。
「ビーム一丁！ よろこんで！」
（汽笛）
（ザビューン）おら！ 連れてきたぜ！
（ガルザ）うわっ！
（ザビューン）歯が痛え！早くなんとかしてくれ！
ありがとう ザビューン！
これは… なんのまねだ！？
あっ…。
叔父上が２人？
（宝路）どういうことだ？
本物のガルザを連れてくれば→
目を覚ましてくれるかもしれない
って思ったんだけど。
なんのつもりだぁぁーっ！！