♪♪~
<ここは
北海道札幌市の…>
<2階には
新型コロナウイルスに感染した高齢者が>
<この施設では
大規模なクラスターが発生>
<施設で
何が起こっていたのか>
施設の中では…
。
<母親を亡くした息子は…>
<私たちは この介護施設の内部調査の文書を入手>
<そこに記されていたのは…>
<旭川の病院でも…>
(
看護師) 横向きします。
<看護師からは
悲痛な声が上がった>
<今
さらに猛威を振るう新型コロナ>
<北海道からの教訓とは>
(医師) おはようございます。おはようございます。
(
医師) お待たせしました。お願いします。
<医師が訪ねたのは→
高齢者施設を出て自宅に戻った女性>
(
医師) カレーは食べたんです?カレーは食べた?
カレー?
はい 食べました。
(
医師) お腹 痛くないです?(女性) はい。
<札幌の高齢者施設で
暮らしていた小松ヨシさんは→
末期の大腸がん>
<もし 新型コロナに感染したら→
もう
家族と会えない>
<ヨシさんは
家族に見守られながら→
最期を迎えたいと
在宅医療の道を選んだ>
[外:44CBC7DC0AF84F6AB857F00A9BC2560A]
(鈴木知事) できる限り外出を自粛してください。
それが
皆さんの大切な命を守ります。
お願いします
今 できることを。
<私たちは
我慢の春を強いられた>
<全国に
緊急事態宣言が出される中→
札幌では
感染の第2波が押し寄せていた>
<介護老人保健施設…>
<60代から100歳を超えるお年寄り→
およそ100人が暮らしていた>
<4月26日>
<デイサービスに通っていた
高齢者からの感染が確認され→
4週間で92人が感染>
<17人が死亡した>
<感染が拡大したさなか
支援に入った医師は…>
(
大友医師) 入った時に…。
っていう状況で
だから…。
(
大友医師) ずっと…。
<当時
札幌では→
一日に20人を超えるペースで
感染者が増え続け→
受け入れ可能なコロナ病床は
8割 埋まっていた>
<アカシアハイツの場合→
介護施設ならではの事情があった>
<認知症で徘徊する人がいる>
<食事や排泄に介護が必要な人もいる>
<その面倒を見る
介護士が感染したことで→
医療と介護
両方のマンパワーが不足した>
<しかし
行政からは→
人や物資の十分な支援が
受けられなかった>
(
職員) 足 ちょっと…。
それじゃあね
。
<食事は
一日2回>
<風呂には入れず
シャワーだけ>
<介護は
機能不全に陥った>
<看護師は