ちょっと するかな。そうなんですよね。
だから そういう意味でいうと まあ
むしろ こういう 歯止めのない消費→
歯止めのない生産などに制限をかけていく
必要というのがあるわけです。
それが今 フィンランドで マリン首相
という若い女性の首相がいるんですけど→
彼女が大胆な提案をしていて
1日6時間労働で 週休3日制を→
フィンランドは 導入します
というふうに宣言したんです。
まだ 実際には
実行されてないんですけれども→
週休3日で 6時間しか働かなくて
週末は 家族と過ごしたり→
友達と過ごしたり スポーツをしたり
読書をしたり→
それで 十分 生活できるんであれば
そっちの方が豊かなんじゃないか。
そういう発想が 実は 日本にいると
すごい できないんだけれども→
今 海外では そういう議論も
やっぱり出てきているっていう。
何か そういう時に
俺らみたいな ややこしい職業が→
また
話を ややこしくしていくんですけど→
人の嫌がること もしくは
人が めんどくさいと思うことを→
私は請け負うから
賃金 下さいっていう形と→
好きなことをやって それを
え~と 俺らなんか そうですけど→
お金 もらってくっていうのって
労働なんだけど→
同じ労働なんだけど
全然 異質のものじゃないですか。
例えば 休みの3日間の間
僕が好きな彫刻をしてたら→
それが バンバン売れるってことに
なった時に これは休みなの? っていう。
その場合は 伊集院さんは
人のもとで働いてないですよね。
は~ なるほど。
賃労働者じゃないんですよ。
で 芸能人であるとか 私の
大学の先生であるとかというのは→
結構 自分の仕事に融通がきくんですよね。
これ 裁量権っていうんですけど→
普通の労働者っていうのは
そんな選択肢 ない。なるほど。
言われたことをやらなきゃいけない。
っていうことは それは一番多い層で→
基本的なラインの決まりが
そうなることというのは→
決して マイナスじゃないですもんね。
そう 彼らにとっての。
どこにも例外は まあ それなりには
あるだろうから どのルールにも。
なるほどねぇ。
6時間で週休3日って 子育てする身にはほんとに ぴったりな時間ですねぇ。
男性が
これだけ長時間 働いていると→
日本なんかでは 男性の
育児や家事への参加率が 非常に低い。
これは もう どう考えたって→
あれだけ働いてたら できないって家族も多いわけですよね。
でも そういうのを やっぱり
なくしていこうと思うんであれば→
労働時間を短縮していくっていうことは
必ずやの 必須条件。
で これだけ 技術も発展して
豊かになってるんだから→
なぜ 削減できないのか。
むしろ さっき言ったようなフィンランドなんかの事例を見て→
あっ 海外は こういうことをしてるんだ。
だったら日本でも→
労働時間を削減するような取り組み
できないんだろうか。
みんなで声を上げていかないか みんなで
こう 制限していこうぜというような→
流れになると
実は 「富」っていう観点からすれば→
豊かな社会に
移行できるんじゃないかなって→
マルクスは教えてくれますよね。
はい。 伊集院さん いかがでしたか?第2回。
しゃべれば しゃべるほど 僕は
どっぷり この価値観の中で生きてきて→
え~と しかも 今 現在→
そこまで 不自由をしていないという立場の人間だから→
改善されるべきとこは
俺のとこじゃないからっていう。
そこじゃなくて 本当に
今 苦しいっていう人のところだから。
何か そこが うまいアイデアが出たり
うまいシステムが出来たらいいなという。
何か 苦しさなり 疑問なりは→
やっぱり 解決していく方向に動いたらいいなと思いますものね。
そうなんだよね。 そこ。