最初の検査では
入国時は陰性でした。
できれば自主隔離をしてくださいということだったんですが
ご本人は陰性だったので
大丈夫だろうということで
食事をした結果、ほかの人にも
うつしてしまうという
結果を生んだと。
こういう意味での水際対策が
宜嗣さん
ある種、十分なのかという視点も
確かにあるわけですね。
渡辺≫水野先生に1つ伺いたいんですが
変異種が国内で
初めて確認されたのが
去年のクリスマスのころだったと
思うんですが
その後、年末年始
感染者が急増したこのこととの関係ですね。
つまり、変異種が感染拡大に相当
影響してるんじゃないかという
この点に関しては水野先生
どう見ていらっしゃいますか?
水野≫確かに
異常な増加というような言い方を
されていますけども
分科会の先生がですね。
私も確かに
12月の上旬ぐらいまでは
週に2~3人くらいの陽性例が
発見されたんですけど
クリスマスぐらいから
毎日2~3例くらいと
急に増えたんです。
ちょうど、そのころに変異種のこともありましたし
あとは、民間での検査もかなり
増えたというのもありますので
変異種というのは、ほかの人に
うつしやすいということも
分かっているところですので。
渡辺≫1.7倍といわれていますものね。
水野≫実際に把握できてるのは
それほど多くないのと
日本政府は広がってないという
見解ですけれども
ただ、この辺りはイギリス
南アフリカ、ブラジル以外にも
こういった変異種が
確認されている国は
かなりありますので
そこから入国した方に関しても
やっぱり懸念される
事項ではありますから
ようやく
水際対策が見直されましたけど
前はかなり
14日間の待機といっても
自宅でのお願いベースだったので
この辺りで
お願いベースを
守っていただけない方で
こういった
実際の事例がありましたので
そういった事例も、ちょっと
氷山の一角のような気も
しないでもないかなと。
渡辺≫変異種を解析するには時差がありますよね。
この辺りの時間の差というのが
感染を広める原因には
なっていないんでしょうか?
水野≫PCR検査だけですと
陽性か陰性かしか
分かりませんので
実際にそれが強く
変異種を疑った場合には
遺伝子解析をすることになると
思うんですけども
例えばあとで渡航歴が
分かったとかですね。
そういったことになると
タイムラグが
生じると思いますので
この辺りが懸念されるところかなとは
私は考えています。
小松≫大事なポイントです。水野先生に伺いました。
林≫さまざまな店で厳しい決断が
迫られている浅草では
コロナの影響で
宿泊業を廃業した男性が
感染から町を守るため
全く違う業種に転身しました。
≫浅草・雷門のすぐ近く
創業から72年のシーフードレストラン。
今月18日から来月末まで
42日間店を休業します。
そのわけは…。
≫若旦那の雑賀さんは客や従業員の
感染リスクを減らすため
断腸の思いで休業を決断。
≫日が暮れると、ひとけがなく