え?
…っていうふうに
怒られました。
そんな…。
はあ~!
それって なんかもう 結構…
さっきな! ハハハッ!はい。
でも 正義感があってね 昔から
そういうふうに 弁護士 目指してた→
もしくは ペンの力でね
正義をね 貫き通したい→
悪を倒したいって言ってた人間が
グレーゾーンを歩いてるって→
どういう気持ちなんすか?
もう…→
とにかく目先の目標というか
もう追われちゃってるんで→
自分のジャーナリストになりたい というか
ちゃんとした ライターになりたい→
みたいなことなんか もう全然
置いてきぼりになっちゃう というか。
どんどん麻痺してくるんですよね。
ああ~…。
それ どうなっていったんすか?
それをやってて。
アクセスも増えていったんですけど
増えれば増えるほど→
なんか天井がないんですよね。
月1,000本 作らないと もう…。ええ…。
みたいな感じになっていって…。
さすがに やっぱり 無理って上司にも言ってたんですけど→
やっぱり それだと…
朝起きたら もう 上司からメールが届いてる というか→
連絡が来ていて
「今月の目標 達成できると思う?」→
みたいな感じで
朝から詰められる感じで。
もう そのメールを見た瞬間から
もう涙が止まらないというか→
もう今日も きつい日になるんだな
っていうのは 思っていて。
せっかく
徒歩圏の家に引っ越したんですけど→
歩いて会社行くと
15分ぐらいだったのに→
それでも歩いて行くの
もったいないと思って→
タクシーで行ったりとか→
もうなんか ほんとに流れ作業で→
お弁当に から揚げを詰めるような
作業っていうか→
ほんと
機械になったような感じというか。
自分の思いとか オリジナリティーなんてのは
目の前に ないわけですもんね。
うん…。
それがやりたくてしかたなかったのに。
はい…。
記事を作る機械と化した ヒロコさん。
限界を感じていた その時→
救世主が現れた。
しかし それが ますます
ヒロコさんを苦しめることに。
こんにちは。
こんにちは。サキと申します。
サキさん。
元同僚で救世主となったサキさん。
彼女が使った方法とは…。
仲間内だと「魔のシステム」とか言ってるんですけれども。
え? な… 何すか?
「ライターなしでも記事が書ける」っていうものです。
(笑い声)
分かんないよ もう…。え? ライターもいないのに記事…。
えっ じゃあ 誰が書く…
え? どういうこと?
ライターとして募集するのではなくて
アンケート形式で→
そのアンケートを埋めてもらうことで→
記事を完成させるっていうシステムですね。
サキさんによると まずネット上で→
僅かな報酬でアンケートに答えてくれる人を募集する。
(サキ)ライターまでは できないけど→
アンケートっていう簡単な仕事にすることで→
いろんな人が応募しやすくなるんです。
それ でも 仕事っていう感じでお金 発生するんすか?
もちろん 発生します。
全部で1記事500円ぐらいで できるとか。
で アンケートを書いてもらう。
はい。
例えば 口紅のクチコミとかだったら→
商品名は どうでしたか?価格は どうでしたか?→
使用感は どうでしたか?
っていうのを→
一つ一つ
アンケートにして→
答えてもらうような形で
やってました。
じゃあ 集めました
アンケート 集めました→
編集しなきゃいけないんじゃないすか?