ず
春節の連休で中国人観光客が
街にあふれた。
≫2月に入るとクルーズ船、
「ダイヤモンド・プリンセス」での
感染拡大が連日ニュースに。
世界中から注目を浴びることになった。
あの騒動から間もなく1年、
運航会社によると
「プリンセス」号は最先端の感染対
策を導入し、
7月からの運航再開を目指してい
るという。
政府からの要請に協力は中国・武漢
からの帰国者を受け入れた
ホテル三日月は、現在、
緊急事態宣言を受け、休館中だ。
2月中旬以降、感染者が増大してい
くと、
学校が一斉休校に。
≫今年の卒業シーズンはどうなるのか。
コロナと闘い続けたこの1年で、
世の中はどう変わったのか。
「Nキャス」は
改めて検証してみた。
≫この1年で街の光景は大きく変
わった。
去年2月、都内のサウナを取材した
ときはほぼ満員だった。
だが…
昨日は7人だけ、もちろん間隔を空
けて。
今サウナは、こんな対策を。
≫さらに、エントランスでも必ず…
≫感染対策を徹底している。
街の人のコロナに対する認識も
大きく変化。
去年2月は、こんな人が
そこそこいた。
≫コロナを気にする人と、しない人
に分かれていたが、
今はほとんどの人が…
≫今やマスクは生活必需品となっているが、
1年前は、着けたくても
着けられないこんな事情があった。
≫品不足になり、ドラッグストアに
は大行列が。
去年4月、マスクの販売会社を取材
した時は…
≫中国からの輸入が止まり、
在庫なしに。
現在はどうなっているのか。
昨日再び訪ねてみると…
≫倉庫には大量のマスクがあり、今
のところ品切れの
心配はないという。
しかし、なぜ在庫が戻ったのか。
≫中国でのマスク不足が
解消されたためだという。
震源地と言われる中国を「Nキャス
」が緊急取材すると
≫パンデミックの震源地といわれ
る中国は
今どうなっているのか。
去年3月以降、ほとんど感染者は出ていなかったが、
年末からじわじわと感染者が増え
始め、
最近は1日100人を超えている。
昨日、北京に行ってみると…
≫一方繁華街は、それなりの
人出だったが、
街行く人のほとんどがマスクを。
≫夜の飲食店はどうなのか。
日本のような時短要請は出ていな
いが…
≫感染者が増えてきたためか、
どのレストランも客はまばらだった。
感染者は全国で1日100人だが、
感染対策を徹底、年末、北京の中心部で
1人感染者が確認されたときは、
一日で周辺住民およそ23万人に
PCR検査を実施した。
そんな中国が力を入れたのが感染リスクを判定するアプリ。
行動歴などによって
濃厚接触の有無など、
個人の安全度を判定、色分けされる
赤や黄色はだめ、緑でなければ自由に出歩くことができない。
例えば街角の公園でも…
≫入り口で必ずアプリをチェック。
現在は公共交通機関、ショッピング
モール、
オフィスなどあらゆる場所でチェ
ックされることになっている。
≫中国は徹底した対策を1年続け
感染拡大を防いできたようだ。
この1年で社会問題へと膨らんで
いったのが医療従事者や
感染者への偏見、それをどう払拭す
るかも大きな課題だ。
≫20代の大学院生。