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2018/07/24(火) 16:47〜17:53 ten.【ゲキ追X空前のホテル建設ラッシュ“勢い”はどこまで続く?】[字]


今、何されてるんですか。
>>これはね、ホテルを建てるた
めに、
埋蔵文化財包蔵地なので、事前に
発掘調査してるんです。
その現場です。
>>それは遺跡の調査を請け負う発掘ビジネスだ。
民間の発掘調査会社で代表を務め
る、
家崎さん。


ホテルの増加を肌で感じている。
>>最近はもう、
ホテルの発掘ばっかしですね。
2年前からこういう街なかの発掘
は、みんなホテルですね。
>>文化財が埋まっている可能性
が高い土地では、
文化財保護法により、
発掘調査が必要とされていて、
京都市の市街地では、
半分近くの土地がその対象になっているのだ。
>>どういう土器が出てるんです

か?
>>赤っぽいのは、土師器といい
まして、日本古来の京都で作られ
た土器です。
>>大量に出てくる土器。
中には貴重なものも。
>>これはなかなか珍しい土器で、
こういうのは一般の人は使えない
から、
それなりに歴史的なもの、
史料になりますね。輸入されたものです。
高級な貴族や高位な人とか、お寺
とか、そういう人たちが使ってい
る。
>>こうした遺跡は一度建物の建設が進めば、元に戻すことができ
ないため、
数か月かけて丁寧に調査され、
一冊の報告書に記録される。

ただ、
各時代の地層が幾重にも重なる千
年の都だけに、作業の難易度は全
国屈指。
そのため、
調査員を急に増やすことも難しく、
ホテル建設の陰で、業界は今、深刻な人手不足に直面しているのだ。
一方、京都市も大量の出土品に頭
を悩ませている。
>>こちらでは建設工事などに伴
って、
京都市内から出土した瓦や土器が
このように大量のコンテナの中に
収められています。
>>出土品を保管する倉庫を市内8か所に持つ京都市。
>>大体どれぐらいの期間、
保管されるんですか?>>もう永遠ですね。
近年は2倍から3倍ぐらいになっ
てきてるんじゃないかなと思いま
すね。
>>京都市によると、ホテル建設
などが大きく影響し、ここ1、2
年は、出土品が、
毎年およそ4000箱分も増えて
いて、あと数年で満杯になってし
まうという。
>>悩みの種ですね。増え続けますのでね。
>>京都市では対応策を検討して
いるが、
開発が過熱する中、土地の価格も

上昇。
新しい倉庫の建設も一筋縄ではい
かず、
建設ラッシュのあおりを受けてい
る。
続々と開発に乗り出すホテル事業
者。
しかし、
最近になって変化が起きていると、金融機関の担当者は指摘する。
>>以前に比べると、
ホテル建設に対する融資は、
かなり慎重になってきている。
>>背景にあるのは、
取材を通して見えてきた、ホテル
の供給過剰に対する懸念だった。
これは不動産サービス会社がまと
めたデータ。
大阪や京都では、
2020年のホテルの需要、
つまり必要とされる客室数に対し
て、
現状は供給が不足しているが、
このまま開発が進めば、
必要な客室数を、
それぞれ1万室以上も上回るとされているのだ。
ホテル業界に詳しい専門家は。
>>今までの画一的なホテルとか、少し古くなってしまったホテル、
ロケーションが厳しいホテルって
いうのは、
やっぱりどうしてもその辺は厳し


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