砂まみれになってますわ。これ ちょっと→
やっぱ 外に置いとくのは
よくないと思いますし→
これ たぶん 持って入った方が
いいと思うんすよ。
(侑子)
はははっ。 いや これ あの~→
私が お料理してるんじゃなくて
おままごとの道具なんです。
([外:10CEE15D7F0C2B3C391730FFE0215ED0]田)
はははっ。 えっ? 奥さん 外で→
おままごとも しはるんですか?(侑子)いや あの~→
うち 保育園をやってるんですよ。
([外:10CEE15D7F0C2B3C391730FFE0215ED0]田)保育園?(侑子)はい おうちで。
([外:10CEE15D7F0C2B3C391730FFE0215ED0]田)おうちで? えっ ここで?(侑子)はい。
そう ここは 保育園 兼 住居。
広い庭で子どもたちが走り回る…→
そんなイメージが
湧いたからこその→
ひと目ぼれだったんです。
([外:10CEE15D7F0C2B3C391730FFE0215ED0]田)わあ~ いいですね。 中がめちゃめちゃ気になりますわ。→
で あと 晩ご飯の…。
(侑子)これですね。([外:10CEE15D7F0C2B3C391730FFE0215ED0]田)お野菜も。
奥さんの夢を叶えた→
保育園 兼 住居。
ああ~!
ちっちゃいでしょ。
([外:10CEE15D7F0C2B3C391730FFE0215ED0]田)すごい かわいい!
(侑子)主人の→
手づくりのキッチン台です。
子どもたちのために いろんな物を手づくりしはじめた ご主人。
(林)でも これ あれですよ
板 買ってきて ネジで→
留めるだけですから。
でた!
鎌倉での暮らしを経て ご主人は?
別人っていうかもう… はははっ。
古家の再生を通して
性格や職業にも変化が。
♪♪~
六本木のインターナショナルスクールで→
保育士をしていた[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
すごい遠い未来な感じで 自分で→
ちょっと ちっちゃい保育園やろうかなって。
一方大手金融機関に勤めるご主人は?
(林)東京で 7年間 住んで→
で 仕事にもまあ ちょっと慣れてきて→
この延長線上に 自分の
生きたい人生があるのかどうか→
みたいなところが
よく分かんなくなって。
そんな時 何気なく見つけた[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
デートがてら物件を見に行き 出合ったのは→
広い庭がある 大きな古家でした。
ひと目見た瞬間 家の中から庭へ飛び出して走っている→
子どもたちの姿が
イメージできたという奥さん。
このお庭が なんか もう→
思い描いてた理想の環境にすごく近いなって→
思いました。
これ ちょっと 住む所変えたら→
なんか
ちょっと 人生も 違う方向に→
動きだすんじゃないかなみたいな。
とはいえ 築58年。
傷みも激しかったので
残せる所は残して[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
そして 去年11月→
念願の保育園「もりもり」を→
オープンさせました。
子どもたちが集う場所なので→
耐震性を考えて
重たい瓦屋根を→
ガルバリウム鋼板に
張り替えました。
そして 傷みの激しかった壁は→
新たに 白漆喰を塗りました。
では 改めて 居住スペースへ。
おじゃましま~す。 うわっ!
えっ? 全然 雰囲気違う。
(侑子)ふふふっ。
([外:10CEE15D7F0C2B3C391730FFE0215ED0]田)
外と。 明るっ! 広っ! っていう。
およそ16畳の[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
以前は 細かく 5つの部屋に仕切られていましたが→
建具を取り払い
ひとつながりにすることで→
開放感あふれる空間を手に入れました。
とはいえ リビングとダイニングの真ん中にそびえ立つ→
これは 一体?
ご主人 これ なんですか?(林)これはですね→
構造上 2階を支えてる柱が
ここに入ってまして→
なくしてしまうと
崩れちゃうんですね。
([外:10CEE15D7F0C2B3C391730FFE0215ED0]田)大黒柱みたいな感じ?
(林)そうです そうです。
どうしても
撤去できなかった柱を 逆に活用。
格子状に組んだ木で