その出来栄えの差は 一目瞭然。
(三船・スタジオ)
もう プロみたいな仕上がり。
石塚さんが 家中の壁や天井を
塗るのに使った漆喰は→
容器にして20箱以上。
なんとその容器も捨てずに すべて[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
いや~ 徹底してます。
(宮地)とにかく使い切る。使い切る。
(宮地)捨てない。
捨てない。
なんか ゴミの日とか
もう こんな感じなんだろうね。
なんか 「はい 今日は火曜日
燃えるゴミの日」っつったら→
チョンみたいな。
これすら ないわ。
ないですかねぇ?
これすら ないわ。
でも 使い切りますね。偉いねぇ。
もう 徹底してます。でも なんか無理してる感じは→
まったくなくって
おしゃれに使い切ってる感じ。
だから そのアイデアをひねり出す事自体が→
楽しいっていう事なんでしょ?だから それを→
つらいな めんどくさいなっていうタイプの人には→
できないんですよ。「これ 何に使えるかな?→
ここ… あっ ちょうどええやん。これ ちょっと足りへんけど→
これ 工夫して」っていう事が楽しい。
羨ましいとしか思えないですよ。(高井)そうです。→
さあ この築60年の古家をリノベーションしました→
靴工房 兼 カフェ 兼 住居
なんですけれども→
もう ゴミでさえも捨てずに
再利用して→
使えるモノは 一つ残らず
使ったという石塚さん。→
実は こんなモノまで捨てずに
再利用したんです。
何? 何?こちら 土壁です。→
壁を抜いたりしている所があるんですね。→
で そうしますと
普通 こういったモノは→
もう 燃えないゴミとして
処分するしかないんですけれど→
大工さんに相談したら これは→
もう1回 水を混ぜて練ると→
漆喰の下地に使えるよって
言われたそうなんですって。→
この漆喰の前に もともと
ボコボコしていた所があったので→
まず この土壁を水で溶いたモノできれいに 表面をならします。→
で その上から 漆喰を塗ると仕上がりが とてもきれいになる。
へえ~!すごいなぁ。
すごいですね。学んだんやね どっかで。
フィレンツェかなぁ?(高井)いやいや それは あの…→
日本の大工さん。物を無駄にしないっていう→
徹底した もう 哲学やね。
(高井)そうですね。 そうやって→
ゴミを出さない事には
いろんなメリットもありまして→
実は こうした古家を
リノベーションする際には→
意外と かかってしまうのが
お金なんです。
おっ。はい このお金 例えば→
2トントラック 1回 運ぶと→
8万円かかるんですって。
やっぱり いろいろ もう→
使わない木材であったりとか
土壁のようなモノが出ますよね。→
で この石塚さんのおうちの場合
リノベーションするのに→
だいたい やっぱり 2回分…
4トン分のゴミが→
出るはずだったんですね。
で それを 全部 再利用したので→
16万円分の節約になったと。
だから 普通で考えたらふだん このぐらいのお金は→
かかってるって事ですよね?リフォームして→
ゴミを出しちゃってたら。うんうん。
金額の倍
得してるぐらいの気持ちやね。
(高井)実際 そんな感じだと
思います。 さあ では続きまして→
この物件購入の決め手となった
空間を ご覧ください。
あれじゃないですか?
床の間だったとこじゃないですか?
そうなんです。ですよね。 この形って。
なんと 床の間が靴工房に 大変身しちゃいました。
靴職人が 築60年の
古家を リノベーション。
物件購入の決め手となったスペースへ。
(宮地)じゃあ ちょっと開けますね。ああ~! あっ…。
(石塚)これが 靴工房です。
(宮地)ですか。→
ええ~! あっ ほんとだ。
道具が すっごい並んでる。
靴工房にするのに