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2018/08/12(日) 20:00〜20:45 西郷どん(30)「怪人 岩倉具視」[解][字][デ]

(慶喜)西郷!
(吉之助)我ら もはや…
ここまででございもす。
<一橋慶喜に見切りをつけた
吉之助は→
いよいよ 倒幕に向けて
動き始めました>
<吉之助は
朝廷と慶喜を切り離すべく→
京の公家 近衛家の力を
借りようとしたのですが…>
(忠房)それがやなぁ…。
(近衛)いや~ 今や 天子様は→
一橋はんに頼りっきりで
べったりとなぁ。
畏れながら この一橋慶喜
身命を賭して→
天子様を
お守りする覚悟にございまする。
(孝明)頼りにしておるぞ。
ははっ!
しかしながら このまま
手をこまねいていては→
日本国は一橋様の思うがまま。
近衛様 どうかお力添えを。
分かるけどなぁ。 まろらは一度
幕府の井伊大老のいじめで→
泣きを見てるんや。
そうや。 下手な事して→
都を所払いにでもされたら


どないしてくれますのや。→
あ… 噂をすれば何とやら。
所払いされたヤモリからや。
ヤモリ?
見てみ。 下手くそな字ぃや。
鼻紙にもならへんわ。
(笑い声)
(岩倉)「天下の御政道を
悪用するような事があれば→
すぐに朝廷と幕府を
引き離さねばならない。→
それが かなわぬ時は
幕府を倒す事もやむなし。→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩と長州 2つの大藩…」。
(一蔵)岩倉様。
我が殿からでございます。
ありがたや。
これが頼りじゃ。
まろは このままでは終わらへんぞ。
<これが ヤモリと呼ばれる→
岩倉具視でございました>
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
(新八)吉之助さぁないを読んじょっとでごわすか?
「天子様は親であり 民草は
なべて天子様の子である。→
身分の違いはない。 そういう世に


しなければならない」。
ほんのこて ご立派な志じゃ。
(新八)じゃっじゃっ。
一蔵どん こんヤモリ様に
会わせてくれんじゃろか。
岩倉様に? ないごて?
んにゃ ここに書かれちょっこつがまことなら→
朝廷と幕府を切り離すために
動いてくれるかもしれん。
吉之助さぁ おはん ほんのこて
幕府を潰そうち考えちょっとか?
幕府を潰す!?
ほんのこっじゃ。そんために 何としても→
一橋様から
天子様を遠ざけねばならん。
じゃっどん 頼みの綱じゃった
近衛様には断られてしもた。
当たり前じゃ。
そいに今の岩倉様は→
もっと頼りにならんど。
文の最後に 何ち書かれちょっ?
「ついては まろが都に戻れるよう
お取り計らい願い→
ついでに 些少の金子を
拝借願いたく申し上げ候」ち。
見てみ。 やっぱい無心じゃ。
じゃっどん岩倉具視様っちゅうたら→
和宮様と公方様の御縁組みを
進められた力のある御方じゃろ?
あんころは輝いちょった。

「天子様は まろを無二の友とお慕いして下さる」っちゅうて…。
<岩倉具視は 孝明天皇のもと→
当時 誰もがかなわぬと思っていた和宮降嫁→
すなわち公武合体を
成し遂げたのです。→
しかし その後
尊皇攘夷派の公家が台頭。→
岩倉は 朝廷を幕府に売った
大罪人と糾弾され→
朝廷から追放されたのでした>

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