経営者の方も、非常に苦しいところがある。
ただね、少しだけ前向きな話をし
ますと、
確かに今見ていただいている映像
は非常に厳しいです。
しかしくぎを使わない工法だと、
今、
松本君からリポートがありました。
つまり、
これもいにしえの人たちの知恵な
んですね。
ですからコンクリートで一から作
った建物よりは、逆にね、くぎを
使ってない分、
修復が木材で作られてるものは早いということもあります。
渡月橋の周りというのは、
だから被害のたびにクローズアップはされますけれども、
それなりに災害に耐えてきた知恵
も、
ちゃんとこうやってあるんだとい
うことを、
強調しておきたいと思います。
>>それにしても風でここまで倒れるっていうのはね。
>>20号のときは、
ここから画面でいうと右っ側。
いつも水が。
>>船が停留している所ありますよね。
>>今回はそうでもなかったのか
な。
>>そこまで浸水が、前回はあり
ましたけれども。
では続いて、読売テレビ前と中継
を結びます。尾木さん。
>>先ほどお伝えしたときは、雨
はやんでいたんですけれども、そ
のあとまた降り始めまして、強く
なったり、弱くなったりを繰り返
しています。
依然として風は強くてですね、時
折、突風も吹きますので、
傘を差して外を歩くのは難しい状況です。
こちら、読売テレビ前の寝屋川で
すが、通常、
右から左側に流れています。
逆流が続いていたんですが、今は流れが交錯しているという、
対流しているというような状況で
す。
大阪市によりますと、水位は少し
ずつ下がっているということなん
ですが、依然として高い状況に変
わりはありません。
これから暗くなる時間帯ですので、
なるべく川の近くには近寄らないようにしてください。
さらに読売テレビがある、
大阪ビジネスパークには街路樹が多く植えられているんですが、
道路脇の木が真ん中から折れ、道
路を塞いでいました。
また、
ほかにも根元から倒れている太い木もあり、風の強さを物語ってい
ました。
大阪ではこのあと午後
6時から7時ごろになって、
ようやく暴風域を過ぎる予想だということです。
外出されている方は、できるだけ
風が収まってから帰宅するなど、
注意してください。
また倒れた木や看板の後片づけなども必要な状況で、
あす以降も混乱が続くと見られま
す。
以上、中継でした。
>>外を歩くときは高岡さん、
この傘も凶器になるんですよね。
>>やっぱりどうしても、雨が小
ぶりになってくると、傘が手軽だ
し、ということになるんですけれ
ども、もうきのうからずっとお伝
えしていますが、
傘はたたんでようが、開いてよう
が、
自分はいいんです。
自分はいいんだけれども、
自分の手から離れてしまったら、
ほかの方に対する凶器になりますのでね。
そういう意味では、やっぱり、ほ
かの方のことも考えて、
両手が空く状態で外を歩かれると
きは、お願いをしたいと思います。
>>では続いて、
西成区には橋本フィールドキャスターがいます。
橋本さん。
>>先ほどの大阪・梅田から、南のほうに移動してきまして、
大阪市西成区からお伝えします。
スーパーの解体現場なんですけれども、
そこに組まれた足場が倒壊しまし
た。
そしてその足場が、
こうして道路を塞ぐような形となっていまして、今も通行規制とな
っています。
そしてこの足場なんですけれども、
まだ本格的な復旧工事というのは