消火活動が現在も続いています。
煙のように見えているのも
海水をどうやらかけて、
消火活動を行っていると見られま
す。
車は波で押し寄せられたと見られ
るんですが、
出火の原因は不明です。
この車が燃えているところの沖合の部分なんですが、
防波堤に
タンカーが座礁しています。
タンカーが
座礁しています。
タンカーの上の部分、
タンカーの前の部分が折れてしまって、防波堤に
もたれかかるような形になってし
まっています。
この台風、
非常に大きな被害を関西にもたらしました。
ここからは
清水さんに伝えてもらいます。
今回の台風なんですけれども、台
風本体は
抜けつつあります。
ここまでに吹いた風をピックアップしてみました。
近畿地方、
大阪でも
47.4メートル吹きましたけど
も、
和歌山で57.4メートル。
一番強かったのは関空で
58.1メートル。
近畿地方でも
歴代2番目の風の強さになりまし
た。
今回特徴的なのは、台風の中心が
徳島から淡路島、
神戸、
若狭湾に抜けていったんですが、台風の中心よりも
東側で
猛烈な風が吹いたことが
この画像でもわかるかと思います。
西側では
それに比べますと、
風速的には落ちついていたということになります。
風の影響もありまして、
あたり一面、
いつも知っているまちなかの風景
が、
ABCかいわいもそうなんですが、
信号が
向きを変えちゃって、落下物があ
ったりしています。
いつも知っているまちなかの風景
が
全く違ってきています。
近畿地方、日没を迎えました。
あたり一面、
暗くなってきますので、
行動は慎重に心がけていただきた
いと思います。
台風の現在位置を確認してみまし
ょう。
能登半島付近にあります。
進行速度65キロで
北北東に進んでおります。
この後の予想進路を見てみますと、
さらに日本海の沖合へと
どんどん離れていくということで、近畿地方から見ますと、
この後は
天気はゆっくりと回復する見込みです。
雨雲の様子を見てみましょう。
雨雲も台風本体の雨雲はごらんのように、
日本海へ抜けつつあるのがわかる
かと思います。
注目していただきたいのは
四国から近畿地方南部にかかっている雲です。
南風ということもありまして、し
つこく、
和歌山県内、
奈良県などには
雨雲がかかり続ける見込みですの
で、これからあすにかけても
断続的な雨がありますので、そち
らの雨の降り方には
注意してほしいと思います。
そして警報です。警報のほうは
台風の中心が
だんだんと日本海へと北上していることもありまして、
大雨警報は赤く塗られている部分
です。
黄色いところは
注意報になります。大雨警報、
気象レーダーを見ていただいたと
おり、
台風は日本海へと抜けてはいるん
ですけど、
地盤が緩んでいることが予想され
ますので、
土砂災害に警戒をしてくださいと