(ナレーション)大都会の けん騒を離れひっそり 路地裏にある→
1軒の哀愁漂う
ちっぽけなお店があったとさ。
そこには
訪れる人が→
思い出の味を
よみがえらせる→
マスターが
いるっちゅう。
そんなうわさを聞きつけて
やってまいった…。
(有吉)そうなの。 いいでしょ?
(山崎)ちょっと 有吉さん。
(勝俣)二十歳!?
(平野)二十歳で~す。
(勝俣)店を暗くしなきゃ。
暗くする…。
≫カランカラン!(ドアベルの音)
(夏菜)こんにちは~。あら! 夏菜ちゃんじゃない。
(高橋)という事で「スナック有吉」
今夜のお客様は夏菜さんで~す。
お邪魔しま~す。
お願いしま~す。
さあ 夏菜さん
飲み物は どうされますか?
お願いします。
(勝俣)お酒 好きなんだ。(夏菜)大好きなんですよ。
実は ワインの資格を
お持ちなんだそうです。
(夏菜)そうなんです。
これ…
(笑い)
(夏菜)安い!(勝俣)ははははっ。
では とりあえず乾杯という事で
お願いいたしま~す。
どうぞ よろしくお願いしま~す。
(勝俣)かんぱ~い!
(山崎)はいはい はい~。
いただきま~す。いただきま~す。
(勝俣)おお~っ。
(山崎)ああ~ いいね やっぱり。
あっ…
200円の… おい!(勝俣)わかるんだ エキスパートだから。
ここ「スナック有吉」では
お客様ゆかりの料理を→
マスターが腕によりをかけて作る。
夏菜さん 何かリクエストありますでしょうか?
えっと…
餃子!? 意外だね~。
ちっちゃい時に
お母さんが作ってくれた餃子→
っていうのが ず~っと…。
(勝俣)家の餃子か。
家餃子 家庭餃子が好きで。
ああ~ 美味しいね 最高だね。
そんな夏菜さんの大好物
餃子に特別感を出すため…。
今回
協力してくれたのは→
恵比寿にある
メキシコ料理店…。
女性たちに話題のレストラン。
そこで 自家製のコーントルティーヤを使ったタコスなど→
本場メキシコの味わいを
生み出しているのが…。
今 大注目の若きシェフ…。
そんな彼が 夏菜さんのために…
それを…
いやいや 楽しみだね。お願いしま~す。
どんな…。
さあ それでは早速。
はい。 ちょっと…
家餃子つってんのにね。はははっ!
あっ でも…
(勝俣)餃子とシャンパン!?
はい 合わせる店が。
ありますよね。
よく知ってんねぇ。
いやいやいや。
あるだけ?
(山崎)ははははっ!うそ! やめてくださいよ。
(夏菜)すごい。
さあ まずはピーマンをみじん切りにしていきます。
(夏菜)ピーマン 入れるんだ。
(勝俣)メキシコ料理らしいね。
縦に細く。
今回使うのはハンバーグなんですね。
このハンバーグを
ミンチ肉の代わりに作るので…。
なるほど。
ギュッギュッギュと…
(勝俣)味付けしてあるって事?
はい。
うわ 罪悪感ある。
ああ~。
(夏菜)えっ すご~い。
(山崎)作ったものを。
既に この中に
うまみが凝縮されてますので。
そうか。 じゃ 市販の→