ぶしたことはそれはいいかもしれ
ないけれども、
そこで止まってしまったことって、やっぱりよくないことですよね。
ほかにもそういう事例があるかも
しれないんで、
もし容疑者から連絡がある可能性
のある人たちは、そのへんのこと
を、もういっぺん、胸に手を当て
て考えてほしいですね。
>>では続いて、
若い力が過疎の町を盛り上げています。
>>兵庫県養父市にある山間部の
集落に、
観光客を呼び寄せようと始まった
新たな取り組み。
挑戦したのは、
地域に縁もゆかりもなかった2人の若者でした。
>>兵庫県養父市大屋町。
この町では、
日本一のすずの鉱山として栄えた
ころに活躍した、
鉱山電車を復活させ、
過疎の町に観光客を呼び込む取り組みを行っています。
>>3人分お願いします。
>>ありがとうございます。
>>そこに大学生だった4年前か
らボランティアで参加しているこ
ちらの青年。
神戸市出身の渡邊つかささん26歳。
彼の就職先は。
>>私は本日の進行を務めさせていただきます、
養父市商工観光課の…。
渡邊と申します。
テープカット。
>>縁もゆかりもない養父市役所なんです。
>>ぜひ来てくれへんか?
すまへんか?とか言って、
空家あるしとかって、冗談半分で、
おいでよ、おいでよ!とは言った
んですよ。
それを言い続けたら、何を血迷ったか、真に受けて…。
>>人がよかったんですよね。
同じ県ですけども、都会出身で、
なんも分からんやつを受け入れて
くれた地域っていうのもあったし、
やっぱ人がよかったから、ここに
住もうかなっていう。
>>大学院で観光学を選考してい
たことから、
配属されたのは商工観光課。
今、
取り組んでいるのが養父市の山間
部、
大屋地区の新たな観光の魅力を作
り出すことです。
まだまだ経験の浅い彼をサポート
するのが、
大屋地区のキャンプ場やスキー場
などを管理するおおや振興公社の
職員、池田俊介さん。
実は池田さんも、新潟県出身で、
養父市には縁もゆかりもないんで
す。
>>大学出るタイミングで、まだ
スキーをしたくてですね、
スキーを仕事にしたいなって思っ
てまして、このおおやスキー場は、
本当に日本唯一といいますか、サ
マーゲレンデもあったり、年間を
通して、スキーができる環境って
いうのが、本当に日本唯一の場所
で、
ここに来ました。いろんな経験を、
その年からさせてもらえたので、
田舎には、
困ってることがチャンスになると
いうか、
僕らの経験にもすごくなるという
のが、ほかの地域では、
都会とかではあんまりないのかな
と。
>>今、
2人のように養父市に移住する若い世代が増えているんです。
その理由は。
>>国家戦略特区に手を挙げてくださったとき、私、
実はやぶ市って読めなかったんで
す。
>>総理もそう言うてました。
>>養父市は2014年、国家戦
略特区に指定されました。
農業分野でのさまざまな規制が緩和され、多くの新規事業が生まれ
た結果、
若者の働く先が増えたことで、ここ数年、
渡邊さんや池田さんのように、
いわゆるIターンで移住する人が増加しているんです。
>>こんにちは、お願いします。
>>そんな2人が考えたのがスマートフォンを使ったスタンプラリ
ー。
その名もおおやホッピングスタンプ。
>>すごくシンプルに考えたのが、