ますので、
まずは写真1枚でもですね、残し
ておくことですね。
もしとられたときでも、
こうやってインターネットのオークションにかかったときでも、写
真さえあれば、
これはうちのものですということが分かりますので。
>>正規品に紛れ流通する盗難品。
それを売り買いしないよう、
業者はどのような対策を取ってい
るのか。
仏像など600点以上の商品が並
ぶ、
大阪・堺にある西日本最大手の美
術商を訪ねると。
>>こういった仏像も半分ぐらい
は業者間のオークションであった
り、
個人さんからの買い取りであったりなので、入手の経緯であるとか、
詳しくある程度聞きながら、
こちらのほうで判断させていただくというふうになりますね。
>>またここでは、
盗難品を間違って売り買いしないために、盗まれた仏像の情報を集
め、独自にリストを作っていると
いう。
>>これを常に担当のもんが覚え
てて、記憶してて、
よく似た商品が持ち込まれたりと
か、オークションで出たとか、
そういうのがあったら、かなり時
間をかけてチェックさせていただ
いてるっていう。
>>この日行われたのは、
西日本各地の古物商が、
骨とう品などを持ち寄るオークション。
たとえ顔見知りの業者どうしの売
買であっても、
盗難品かどうかのチェックは徹底
しているほか、
売買の記録などを、
警察に提供することもあるという。
>>1万円、
1000円、1万5000円。>>1万5000円で。
>>ただ、
すべてが盗まれた品か、
見極めるのには限界もあるともら
す。
>>知らないで買われて、
またその人からその次の業者が買われて、その業者が私のところに
持ち込むっていう形を取られたら、
もう全くもう分からない状態にな
りますね。
>>万全を期しても難しい盗難品
への対策。
特に商品が頻繁にやり取りされる
ネット上では、私たちが知らない
間に、盗難品が手元に届くリスク
が潜んでいる。
ネットオークションやフリマアプリが犯罪者に悪用される中、
運営側も盗難品の排除に乗り出し
ている。
>>フリマアプリを運営するメル
カリでは、
サポートセンターを設けていまし
て、
24時間400人態勢で不正品が
ないかなどのチェックを行ってい
ます。
>>大手フリマアプリのメルカリでは、全国3つの拠点で、
盗難品やコピー商品などを24時
間監視。
6月には、
全国万引き犯罪防止機構に加盟し、
被害品や手口について情報共有を
行っている。
>>盗難品の場合も、
その出品の方法に特徴があるというふうなことがございまして、
新品で同じ商品を何点も出品する
であったりとか、
通常の利用とは少し違う利用方法
の傾向が見られますので、そうい
った部分をシステム的に検知する
というような対応をしております。
>>盗難品の流通を瀬戸際で食い
止めようとする運営側。
一方で、
物が盗まれないようにする技術も生まれている。
>>万引きを自動的に検出できる
というものです。
コンピューターが内蔵されており
まして、
カメラそのものが、
不審者を自動的に検出してお知らせをすると。
>>過去の万引き犯の手口を学習
した人工知能・AIが搭載されて
いるこちらの防犯カメラ。
怪しいそぶりがなく、
普通に商品を選んでいる買い物客
の場合は、このように白い枠で表
示される。