お酢のミュージアム。
<ここが
お酢の博物館ミツカンミュージアム>
どうも
はじめまして西村といいます。
今日は
ありがとうございます遠い所 お越しいただきまして。
じゃあ
ちょっと 中のぞかしてもらっても…?
どうぞ
。
真っ暗ですよ…
♪~いやっ 何? これ。
♪~
<いきなり 最先端のプロジェクションマッピングを使った展示が→
待ち構えていました>
♪~
<暗がりに浮かび上がったのは→
半田から江戸にお酢を運んだ輸送船>
310石…!
長さが…。
へっ!
<こうした船が行き交い栄華を極めた半田>
<そのきっかけとなったのが→
酒造りの副産物 酒粕でした>
その前に
お酢はあったわけですか?
お酢というもの自体は
。お酢は あるんですね。
だけど創始者の方は酒粕で行くと
。そうです。
だから
当時は…。無駄がないわけですね。
そうですね
無駄がないんです。
それから
味が複雑なんです。
いろんな
うま味とか甘みが多いので→
調味料が少なくても
いろんな味がするんです。
それを見て
うま味も甘みも強くて→
調味料
使わなくてもおいしくできる酒粕酢のほうが→
合うだろうというんで
売り込みをかけます。
これが見事に的中
。
<酸味が強かった
早ずしに→
酒粕の持つ
甘みやコクが加わったことで→
劇的に
おいしくなり→
今に続く
江戸前のにぎりずしが誕生>
<この建物の地下では
江戸前ずしを生んだ酢が→
今も造られているそうです>
(スイッチを入れる音)あっ 何これ!
これ
今…。ちょっと待ってください。
ここは実際に
今粕酢を造っています。
これ
今 稼働してるんですか?稼働してます。
この稼働してる工場の上が
ミュージアム…?
そうなんです
。
<ミュージアムの地下は
現役の工場>
<酒粕を3年寝かすと
山吹色に熟成>
<そこに
江戸時代から受け継いでいる→
酢酸菌を植えて
お酢にして行きます>
<これが…>
<山吹>
<醸造酢の最高峰とも
いわれています>
<市内には
この粕酢を使い→
江戸時代のにぎりずしを再現する
おすし屋さんがあります>
こちらで
古式というか昔の江戸前ずしを→
再現してらっしゃるということで
。
(
石田さん) 最初におにぎり作るような感じで→
もう
こういう状態で…。
ですね
。
いわゆる
今のおすし屋さんが やられる→
こっちで